秀吉と茶々の子であり、豊臣家の嫡男である豊臣秀頼。
真田丸では、カリスマ性&イケメンな若者、さらに凛々しい佇まいを兼ね備えており、女性を中心に視聴者の間でも話題となっています。
そんな豊臣秀頼を演じる中川大志さんがインタビューで語った役作りのポイントをご紹介します。
豊臣秀頼とは
秀吉と茶々の次男。幼名は拾(ひろい)。秀吉の没後、豊臣家を継ぎ、茶々の寵愛を受けて育つ。「関ヶ原の戦い」後は、家康の台頭に押され、一大名に転落する。
秀吉の遺言により、徳川秀忠の娘・千姫と結婚。18歳のときに家康と対面し、家康に凡庸でない印象を与え、警戒心を抱かせる。「大坂の陣」では、信繁や後藤又兵衛ら牢人衆を大坂城に集め、徳川軍に対抗する。
中川大志が語る役作りの秘密
キャラクターの濃い人物が多く登場する真田丸では、演じているのは役者の大先輩の方々。その中で「秀頼についていけば豊臣は勝てる」と思ってもらうためには、秀吉から受け継いだカリスマ性をどうやったら醸し出すことができるのか。佇まい、所作、話し方、相手の見方といった一つ一つを意識しながら演じています。
撮影はつねに楽しみと緊張、そして恐怖もあります(笑)。中でも、家康と会見した二条城のシーンは忘れられません。家康に「自分の目の黒いうちにコイツを潰さなくては」という焦りや危機感を与える存在でなくてはいけない。内野聖陽さんのエネルギーに負けないように、最大限肝を奮い立たせて向かいました。きっと、秀頼も同じような恐怖を感じていたんだろうと想像します。
大坂の陣が始まってからの秀頼は、豊臣家のトップとしての重圧とストレスに耐える日々。豊臣家を背負っているという自負はあるのに、実は裏で母・茶々や大蔵卿局、有楽斎などの大人たちが動いていることを知るんです。自分の意志では物事を決めることができない現実に直面した秀頼の不甲斐なさや悔しさ、母を大切に思う優しさの間で板挟みになっている姿を丁寧に表現したいと思っています。現代を生きる僕と同年代の若者が見ても共感できるような、リアルな若者の姿なんじゃないでしょうか。
秀頼は信繁を父のように慕い、憧れを抱き、親交を深めながら成長していきます。しかし、大坂の陣で若くして散ってしまう。たくましく育った秀頼を見てみたいとも思いますが、それも運命ですからね。計り知れない運命に殉じた秀頼から、何かを感じ取って頂けたら嬉しいです。
ネットの反応
昨日の真田丸改めて見てるけど秀頼ほんとイケメンだな
— 橘川タケハル@京都秘封楽-26 (@kikka_wa3) 2016年10月10日
この凛々しい豊臣秀頼は織田と浅井の血が濃いな#真田丸 pic.twitter.com/YUKloGxXjI
— エデン@1日OLDCODEX参戦 (@aniota0404) 2016年10月10日
今回の秀頼好きです!一度で良いから、豊臣方に勝ってほしい…#真田丸 #丸絵 pic.twitter.com/1S4nDcogfC
— 郁佳 (@ayaka1560327) 2016年10月9日
秀頼は外交も出来ない。内政も出来ない。業務を行う下の人間を集める事が出来ない。恐らくは戦も出来ない。
…とすると、あの格好いい若武者振りは、本当に「カリスマだけ突出した若武者」に過ぎないんだな。#真田丸— あらいち (@Araranosatto) 2016年10月10日
真田丸の秀頼の何が惜しいって、聡明なのに「何も知らない」ってことだな。三成や大谷刑部が生きていて、彼らに教育されていれば政治家としても大将としても有能な人物になれただろうに、きちんとそれらを教育する人間がいなかったから…。 #真田丸
— 理彩 (@allred_risa) 2016年10月16日
今回の秀頼陣営見ると「まさに滅ぶべくして滅んだ」としか言い様がない…
秀頼様本人が堂々たる若武者であっても流石にあれをまとめられる経験も腹黒さもない。(周囲にあーいう近視眼的な人達しかいないのも悲劇❗)
こっひー秀吉は(怖かったけど)やはり大した人だったんだなとしみじみ#真田丸— rena (@taremimipanda) 2016年10月10日
真田丸の録画をやっと見た。秀頼はキラキラカリスマ王子だったけど、片桐さんを庇うこともなく、家臣の皆が片桐さんの居場所が無くなるまで追い詰めるのを止めることもしないし、ああこの統率力ではダメだ負ける…って思ってしまった。きっと秀次ならこんな風にしない。
#真田丸— Summer22725 (@Summer22725) 2016年10月10日
『幸村』、ベル音でゾクゾクした。「死の間際に鳴らせず誰も来ない」という装置だった秀吉のベルを、信繁を大坂に呼び戻す為の装置として再登場させる。
このベルは信繁が渡し、秀頼が遊んだから秀吉の手元に無かったもの。
秀頼もベルを鳴らしていたんだろう。#真田丸— yoshihara (@_yoshihara_) 2016年10月11日
豊臣秀頼って冷静に考えると凄い血筋だな。
祖父…浅井長政
伯父…織田信長
父…豊臣秀吉
もし正室千姫(徳川秀忠娘)との間に子供が生まれていたなら、信長・秀吉・家康の血を引く物凄いサラブレッドが誕生していたかもしれない。#真田丸— かんだいじのじゅん (@j7096) 2016年10月9日
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