真田丸 人たらしの秀吉はドス黒い殿下?小日向文世が語る役作り

小日向文世

引用:www.fathers.jp

豊臣秀吉とは?

信長の没後、各地を次々と政略・平定。関白となり、天下統一を果たす。嫡男・鶴松が夭折したため、甥の秀次を養子とし、関白職を譲る。

しかし、次男・秀頼が生まれると、秀次との関係がこじれてしまう。晩年は朝鮮出兵の泥沼化に神経をとがらせ、秀頼の将来をひたすら案じる。死期を悟ると、家康、上杉景勝、宇喜多秀家ら五大老に秀頼への忠誠を誓わせる。しかし、秀吉の没後、天下の形勢は一変する。

小日向文世が語る役作りの秘密

脚本の三谷さんから事前に伺っていたのは、秀吉の内面のどす黒く渦巻いている部分を描いていきたいということでした。台本を読んだところ、子どものように甘えたり、女好きの一面を持つ”陽”の部分と、対照的に冷徹な”陰”の部分がくっきりと描かれていて大変驚きました。これほど二面性が強い秀吉を、素晴らしい共演者やスタッフと一緒に大河ドラマで演じられるのは役者冥利に尽きます。

秀吉が多くの人から慕われ、人々を惹きつけるのは、カッコつけることなく自分をさらけ出しているから。でもそれは、素の秀吉ではなく、あくまで大名達の心を開かせるためのテクニック。腹の中では、プライドが高い人間なのだと思います。

家柄を気にせず、有能な若者が好きな秀吉ですから、機転が利く信繁のことは初対面のときからすぐに気に入っていたのだと思います。

しかし、跡継ぎの問題を抱えることで、手に入れたものを失いたくないという強い欲が出てきます。老いも影響して徐々におかしな方向に傾いていってしまう。

真田丸での秀吉の最期は、痛々しいほど悲惨に描くと聞いています。天下を取った人間が心身ともに壊れていくさまを包み隠さず演じることで、上り詰めた男も死ぬときは孤独だという人生の無常を表現出来たらと思っています。

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