「はじこい」8話感想|東大受験を諦めた由利!山下&雅志がとった行動にファン感動

TBS火10ドラマ「初めて恋をした日に読む話」

ドラマ「初めて恋をした日に読む話」の第8話が3/5に放送されました。

由利(横浜流星)の東大模試当日に、デートをする順子(深田恭子)と山下(中村倫也)。

さらに由利と父親(鶴見辰吾)との間に衝突が起きます。由利は東大受験をやめてしまうのでしょうか。

 
そんな第8話を見た視聴者の感想と気になったエピソードをお届けします。

また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。

「初めて恋をした日に読む話」第8話のあらすじ

牧瀬(高梨臨)が経歴詐称していた影響から「花恵会」が規則を厳格にした為、特例での匡平(横浜流星)の受講は撤回になってしまった。

理数科目もすべて「山王ゼミナール」で教えることになり、順子(深田恭子)が匡平に数学を教えていると牧瀬が姿を現す。そして指導方法や授業プランを自らがまとめた授業ノートを順子に渡した。ノートを見た順子は牧瀬にある提案を…。
 

その夜、美和(安達祐実)の声掛けで、順子・牧瀬・雅志(永山絢斗)のメンバーでプチ同窓会のような飲み会をしていた。そこに山下(中村倫也)が現れ驚く順子。

「合コンみたい!」とはしゃぐ美和の提案で、順子と山下、雅志と牧瀬がそれぞれデートをする流れになってしまう。
 

一方、東大模試に向けて自宅で勉強をしていた匡平は、父親の菖次郎(鶴見辰吾)が電話で揉めている声を聞き不安になる。様子を窺う匡平だったが、菖次郎から初めて優しい言葉をかけられ、嬉しさを隠せない。
 

迎えた東大模試当日、匡平のことが気にかかりながらも順子は山下とデートする。夕方、模試が終わり順子と匡平は、牧瀬も交え自己採点をしてみたが、予想ではE判定・・・。

順子は匡平を励ますが、逆に順子が山下といるところを目撃した匡平から問い詰められる。とっさに順子はデートしていたと正直に告白すると、匡平は嫉妬して帰ってしまう。
 

翌日、順子は山下から、匡平が学校を欠席したと聞く。そして、雅志からもカフェで勉強していた匡平を自分の家に連れて行ったと聞いた順子は、匡平の状況が気になって仕方がない。

さらに翌日、匡平が塾を欠席すると連絡が入り、心配する順子は何度も匡平に電話をするが繋がらず…。

そんな中、匡平が欠席している学校の授業中に教頭が山下を呼びに来た。そして、呼ばれた先で山下が見たものは…。

引用:ドラマ公式サイト

 

「初めて恋をした日に読む話」第8話の感想

当サイト読者の方から寄せられた、「初めて恋をした日に読む話」第8話の感想をご紹介します。

完全に心のシャッターを下ろした由利。東大受験をやめる?

由利が、自分と父親との間にあった出来事を順子に話しました。

母親より仕事を選んだ父親。そしてその時の病室での光景を、今でも忘れられない由利。さらに由利は、父親の助けを借りずに生きていけるよう早く大人になりたいとのこと。
 

そうか…由利の父は妻の最期に間に合わなかったのですね。

それは重い重い過去ですが、順子に話せたことで少しずつ楽になれるといいなと思います。
 

そんな二人ではありますが、由利の東大受験をきっかけに、少しずつ修復しつつあると感じました。

由利が父親に塾についてありがとうと言い、それに対し父親も頑張れよと声と掛けていました。

順子が由利を花恵会に通わたいと父親に願い出た時も、二つ返事でOKしていたらしいですし。

だからそんな矢先に、父親に東大なんて無駄だと言われ、挙句に父親に汚職の疑いが持たれるなんて、本当に最悪のタイミングです。
 

さらに順子と山下のデートの一件が尾を引きます。

そもそも由利が東大模試を受けている日にデート…どうなのでしょうか。

確かに決定したのは美和だけど、断らない順子にも腹が立ってしまった筆者なのです。
 

雅志にも注意されていましたが、こんな大事な時期にそんなことするなんて。

由利のメンタルに気を付けなければいけないことなんて、東大受験を経験している順子にはよくわかっているはずなのに。

もしかして先週由利に抱き寄せられたことが影響して、それで思い切ってデートを受けた?とか。
 

こうして由利は完全に心を閉ざし、東大受験をやめると言い出します。

確かにこの状況で最難関の東大を受験するなんて、いくらなんでも厳しいですよね。

正直どちらの件も複雑過ぎて、全く解決の糸口がが見つからないと言うか、どうなることかと本当にハラハラしました。
 

雅志の究極の応援

雅志が順子に対してほのかに抱いていた期待は、あっさりと外れてしまう結果に。

「山下君の話を、お母さんと伯母さんには黙っててほしいって念押ししたかっただけ。」だそうです。

順子、出来ればもっと早く言ってあげてほしかったです。だって10秒あれば終われますよね、この話。
 

がっくりと落ち込む雅志でしたが、カフェで由利に声を掛ける姿は一転カッコいいのです。

由利が困った時にいつも現れてくれる気もします。

そして、恋敵のはずの由利を家に呼ぶ雅志。
 

コーヒー出す。席を外す。毛布を掛ける。雅志の一連の動作がまたまた男前でした。

さらに由利のピンチを察した雅志が仕事をさぼって探しに行くと、案の定いつものカフェに由利がいます。

由利は東大受験をやめると言ってたのに、まだ勉強を続けていたのでした。
 

そんな由利をどこかへ連れ出す雅志。戸惑いながらもついて行く由利。

さらに雅志は由利の心境をぴたりと言い当てるのです!
 

雅志!雅志は一体誰の王子なの?!

雅志はどうして全部を察することが出来たのでしょうか。

この二人の間に不思議な友情というか、何かが芽生えている気がするのです。

恋敵なのに由利をほっておけない雅志もそうですし、なぜか雅志に一目置いているような由利もそうです。
 

そして、雅志は由利の背中を押すのです。

「自分の幸せが好きな人のためでもあるなんてそんなラッキーなプレッシャーないだろ?」と。
 

自分の幸せは順子の幸せではない。だから由利を支えることにした雅志なのです。

前に雅志は、自分と順子の関係を「一生安心できるいとこのまま」そして「男として無色透明の存在」と言っていました。

そのことが痛いほどわかっている上で、由利を応援している雅志の切なさが伝わってきます。

究極の愛だよな…
雅志…切ねぇ…
切ねぇよ、雅志。

emi218 (@shelter60021)

「自分の幸せのため」か「好きな人の幸せのため」その2つが自分の原動力。
雅志は後者。ゆりゆりは両方。
ほんまに雅志いいやつ。あー幸せになってほしいー!
でも、山下先生も!!でもゆりゆりも!
順子はなぜ1人しかいないのー?

るね (@Rune__1007)

 

誰か、どうか、雅志を幸せにしてあげてね。

それにしても無色透明ってさすがに悲し過ぎます。

雅志ファンの筆者は、どうしてここまで悲しいセリフを雅志に言わせたのかな…と思ってしまうのでした。
 

山下の究極の応援

今回のデートって、美和もそうだけど実際には山下が提案していたのですね。

さらに由利の言う通り、デートの後に順子をわざわざ塾の前まで送るって、誰に見られてもしょうがないですよね。

山下の作戦かな?とさえ思ってしまう筆者。

由利の模試の日にデートするなんて、順子ばかりでなく、押しの強い山下に対しても今回ばかりはイラッとしてしまいました。
 

そこへきて由利の父親の東大なんて無駄発言と汚職疑惑が重なり、ダブルパンチの由利。

ただ、不正疑惑についてはなんの手立てもないと思っていたのに、まさかの山下が由利の父親を最悪の事態から救うことが出来るなんて思ってもみませんでした。

順子への想いを諦め、教師を辞めて、元妻(星野真里)との再婚を決意する山下

順子には幸せになってほしいという願いを込めて。

「幸せになって欲しい。初めて好きになった人だから…順子ちゃんは。」
生徒の幸せの為に
初恋の順子ちゃんの為に
自分の人生を差し出した
山下先生の気持ちは
人を想う本当の優しさ。

彩花❤カワイイは神✨ (@purpleayaka001)

 

そして山下は「ぜってーあいつを笑顔にしろ」と由利の背中を押します。

山下の強力なバックアップですね、本当に。

由利は東大受験をにより、また大きな味方を増やしたのです。

『あいつを笑顔にしろ』
くーーー
山下くんてば。

しゅう (@3104happy1126)

 

それにしても、序盤は順子とキスする勢いだった山下が、終盤でこんなことになるなんて衝撃の展開です。

山下がこれほどまでの思いを順子に持っていたことにも驚きました。

しかしながら山下にとって由利が自分の教え子であるということ、元妻のことを幸せに出来なかったという後悔も、今回の決断の中にあるのではないかとも思いました。
 

「初めて恋をした日に読む話」次回(第9話)次回の見どころ

雅志、とうとう順子に決死のプロポーズをするようです。

ロシアに3年も行くなら今が最後のチャンスです!

同時に由利の受験も最大の佳境に入って来ました。

2人とも応援しているし、難しいことだとは思いますが、どうか全員がうまくいってほしいと思う筆者なのでした。
 

「初めて恋をした日に読む話」これまでの視聴者の感想

当サイト読者の皆さんが書いてくださった視聴後の感想をお届けしています。

まとめ

四角関係から、山下を除く三角関係に変化を遂げることなった回でした。

順子と山下のデートから、最後の山下の衝撃の決断まで一気に駆け抜けた感じです。

山下も雅志も、自分のことよりも順子のために何が出来るのかということを考えて行動していて、二人の思いの深さを感じました。
 

さらに二人は由利に「自分のために受験をするように」とも言うのです。

由利は東大不合格が、順子を自分以上に悲しませることにも気づき、恐れを抱く部分も。

しかし雅志と山下の応援を受けて、もう一度立ち向かってみることにしたようです。
 

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