真田丸 ヤンキー福島正則はまっすぐな男!深水元基が語る役作り

深水元基

出典:http://ameblo.jp/motoki-fukami

加藤清正と並び「猛将」のイメージで人気の福島正則。大河ドラマ真田丸でも、ひときわ背が高くコワモテのヤンキーキャラとして描かれています。

そんな福島正則を演じる深水元基さんが、真田丸での役作りについて語ってくれたインタビューをご紹介します。

深水元基とは?

1980年1月20日生まれ。東京都出身。
モデルとして活躍後、俳優に転身。主な出演作に映画『クローズ zero』シリーズ、『新宿スワン』『みんなエスパーだよ!』、ドラマ『洞窟おじさん』『富士ファミリー』(共にNHK)など。今後も『新宿スワン2』の公開が控えている。大河ドラマは初出演。

深水元基

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福島正則とは?

豊臣秀吉の叔母・松雲院の子。幼少から秀吉の小姓として仕え、家臣として三木城攻め、山崎の戦いなどで頭角を現す。賤ヶ岳の戦いで手柄を立て、「賤ヶ岳七本槍」の一人に数えられる。このとき賜った五千石は、他に抜きん出るものであった。

その後、伊予国の大名となり、小田原攻めで軍功を挙げる。秀吉没後、石田三成と対立し、徳川方につくと関ヶ原の戦いで活躍した。

深水元基が語る福島正則の役作り

今回、出演オファーをいただいたときは、本当に驚きました。これまでは親に見せられないような役が多かったのですが(笑)、憧れの大河ドラマに初出演できるとあって、家族も大喜びでした。

三谷さんの作品は以前『オリエント急行殺人事件』(フジテレビ系)に出演させていただきました。2度目となる今回は”三谷ワールド”と言われる世界観に、どっぷり浸かりたいと思っています。三谷さんからは、とくにアドバイスは頂いていませんが、一般的な「猛将」とか「酒飲み」のイメージだけでなく、まっすぐで男らしく、優しいという一面も台本には描かれています。また福島正則は、これまでさまざまな役者の先輩方が演じられているので、その作品を見たり、資料を調べたりするうちに、大役だなということをひしひしと感じています。まずは、荒々しく攻撃的な面を出すために、体重を増やし、肌を黒くしてみました。年齢を追うごとに、人の上に立っているという貫禄みたいなものを出したいと思います。

本格的な時代劇は今回が初めてです。所作や殺陣の練習で感じたのは、動きが制限されているということです。でも、ほかの役者さんは袴姿ですたすたと歩き、馬に乗りながら矢を命中させているので、自分も負けないように、所作を踏まえながら役を演じきるために頑張っています。

共演者の方々に演技について教えて頂くことも多いですね。堺雅人さんは、信繁意外の役柄も深く理解していて、正則が三成に殴りかかっていくシーンでは、「もっとこうしたほうが強く見えるよ」と意見してくれました。僕は、飛びかかるだけで勢いが出るかなと思ったのですが、正則だからこその動き方をアドバイスして下さり、さすがだなと関心しました。

清正役の新井浩文さんは、僕だったらたくさん考えて出す答えを一瞬で出せるタイプ。僕が考えても思いつかないような演技を見ていると、素晴らしいと思う反面「なぜ、そのセリフが正則のではないのかな」と、嫉妬心も感じます(笑)。

まだ少し先の話ですが、秀次が高野山で切腹する直前に、「関白、ようやっておったと思うな」と言う正則のセリフがあります。これがきちんと言えたら秀次は報われるだろうし、正則にとっても重要なセリフだと思っています。どんなシーンになるか、ぜひ楽しみにしていて下さい。

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