2019年4月期のフジテレビ月9ドラマ「ラジエーションハウス」。
杏(本田翼)の父・正一(佐戸井けん太)の真の病名とは一体なんでしょうか。
また、唯織が杏の手術を途中で代わることに?
唯織と杏の新しい約束とは?
そんな第11話(2019年6月17日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。
「ラジエーションハウス」最終回 あらすじ
唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)の父で、甘春総合病院の前院長・正一(佐戸井けん太)が、うつ病ではなく別の病気ではないかと考える。
全身の慢性的疲労感、起立性頭痛に苦しんでいる正一は、発症前、自転車に追突され、その後、飛行機に乗っていた。
ヒントになったのは、裕乃(広瀬アリス)が手伝っていた造影CTの際に、チューブから造影剤が漏れたことだった。
小野寺(遠藤憲一)らの協力を得て唯織が行ったのは、MRI検査と、髄液漏れの検査だった。その画像を見た唯織は、正一が低髄液圧症であることを確信する。
正一は、追突事故で硬膜に穴が開き、飛行機に乗った際の気圧の変化と乱気流の振動によって低髄液圧症を発症したものと考えられた。
髄液が減って脳が下垂したために、起立時に頭痛やめまいに襲われていたのだ。
正一の病気が手術で治る可能性があると知り、喜ぶ杏。
ところがその矢先、正一が突然意識障害を起こす。辻村(鈴木伸之)ら甘春総合病院の医師には正一の治療をできる人間がいなかった。
すると杏は、自分がやると言い出し……。
そして、その杏を見つめる唯織はある決断をする……。
引用:ドラマ公式サイト
「ラジエーションハウス」最終回 感想とネタバレ
当サイト読者の方から寄せられた、「ラジエーションハウス」最終回の感想をご紹介します。
正一の真の病名とは…?
正一はうつ病ではなく、低髄液圧症になっていたということが判明する。
低髄液圧症は外傷が目立ちにくいため、うつ病と誤診されることが多いそうです。
ちょっとしたことが原因でなってしまうようですし、知っておいた方が病気だと思いました。
ドラマきっかけに、病気の知名度あがって一人でも早く処置に繋がりますように。
そして、治療するための専門医を探そうという唯織に対し、杏は笑顔を見せる。
唯織くんの動揺がカワイイ
杏の笑顔!とてもかわいかったですね。
その笑顔に唯織が心を掴まれて、それを察したみんなの顔がいろいろな方向に動いて、最後に裕乃へ向くというシーン。
こういう雰囲気、筆者はとても好きです(笑)
唯織の手術
正一の容体が急変し、専門医がいない状況で緊急手術が必要となってしまう。
他に方法がないと、杏が執刀を名乗り出ます。
心配する辻村に対し、力強いフォローをするラジエーションハウスの技師たち。
しかし手術中に、より繊細な技術が必要とされる場面で躊躇してしまう杏。
そんな中意識レベルが低下してしまい、手術を一刻も早く終わらせなければならない状況に。
不安げな杏に対し、手術を代わると声を掛ける唯織。
そして、医師免許を持っていることをみんなに告白するのだった。
唯織ーーーーーーーーー!!!!!!!
唯織は杏が正一の手術を執刀すると決めた時に、一人考えるような様子でした。
ひょっとすると、最初から覚悟の上のことだったのかもしれないですね。
医師免許を持っていることを公表し、技師としてこの病院にいられなくなることも。
医師免許を持った唯織への戸惑い
実は唯織が医師免許を持っていたことに対して、戸惑いを隠せないラジエーションハウスのメンバーたち。
自然と唯織との間に距離が出来てしまう。
それどころか仲間にハブられるわ、病院に迷惑掛けてしまって辞めたり切なさ満点だった
最後は笑顔で送り出して貰えたけど、母の可哀想だという感想は解るなぁ…
ここで息子・大樹(田中奏生)の夏期講習をネタに、場の空気を和らげようとする小野寺の行動が素敵です。
唯織を別室に行かせ、フォローしようとする姿に、もはや感動を覚えます。
そんな中、裕乃が唯織の行動や言動を振り返る。
- 「自分のことは顧みず、いつも患者さんのために」
- 「もしかしたら五十嵐さんは本気で信じてるのかもしれません」
- 「技師だって医者と同じくらい誰かを救えるって」
誰かを救えるって』
唯織の気持ちに気付いた
広瀬
ラジエーションハウスのみんなは、唯織が技師でいたいという心境が理解できず、複雑な心境だったのですね。
その中で、唯織が今までしてきたことに気づき、ずっとブレずにいることに気づいた裕乃。
みんなの中にも唯織への信頼の気持ちが戻ります。
唯織の「患者を救いたい」という気持ちは、今までもこれからもずっと彼の根底にあるでしょう。
大きくなる唯織の医師免許騒ぎ
唯織が技師という立場で雇われていたのに、医師として治療行為をしたことを咎めようとする麗洋医大。
それに対し渚(和久井映見)は、「(天春医院は)そんなくだらないルールのためにに人を見殺しにするような病院ではありません」ときっぱり告げる。
渚はたおやかな柳のような方ですが、こういう時は毅然とした態度も見せることが出来るのですね。
渚は、実は筆者が一番好きなキャラでした。
しかし唯織を処分しないことには、今後医師を派遣しないという麗洋医大の方針。
それを聞いた杏は、「そんなのおかしいです!」と反論しつつ、唯織に甘えていたことに気づく。
唯織が苦しむ気持ち、理解できます。
けれどあの時正一を救わなければ、杏はもっと苦しい思いをしたでしょう。
究極の選択だったと思いますが、唯織は正しいことをしたと思います。
世界一の技師になるために
自分のせいで病院に混乱を招いたこと、杏を困らせていることに気づいた唯織。
杏との約束を守るためにも、アメリカのピレス教授の元でもっと経験を積んで知見を広げようと、病院を去ることを決意する。
どんな分野でもそこまで極めようとする志ほど強いものはないよな。
唯織が辞めると知り、衝撃が走るラジエーションハウス。
全員が唯織が戻って来た時の話をしていて、ここまでの絆が出来たことに感動しました。
小野寺のセリフも良かったです。
「お前みたいな変わり者、大歓迎なのうちぐらいだから。いつでも戻って来いな」
それから辞めた後の唯織の席を必死でみんなが守る姿も!
机はそのままに
机の上には「技師」としてのユニフォームと名札が置いてあって
「そこいるから!」
「ここは大切な仲間の席なんです」
このチーム最高すぎる(;ω;)
裕乃が唯織に送ったセリフ。
「諦めませんから」
「距離を縮めておけるように頑張ります」
これは技師としての技術力の話だけじゃないですよね、きっと。
真っすぐな裕乃の恋心。
応援したくなってしまいますね。
まとめ
最終回は、正一が低髄液圧症という診断しにくい病気であったということと、唯織の旅立ちについてでしたね。
唯織と杏との恋は結局結論が出ず残念でしたが、唯織を支える仲間がたくさん出来て本当に良かったですね。
そして杏との「必ず戻る」という新しい約束を胸に、また唯織は成長するのでしょうね。
五十嵐先生の約束を守り続ける姿かっこいい??天春先生気づいたかな!?「約束!」新しい約束が2人にはできてめっちゃ感動!
また、このドラマはわき役たちがとっても面白かったですね。
渚は最後まで唯織を思いやっていました。
また、前回辺りから鏑木先生にも注目が集まりましたね。
特に傘を渡すシーンなどがツイートで話題になっていました。
ずっと唯織のこと煙たがってたのに彼の実力と誰よりも患者に対する真摯な姿勢を認めた瞬間のように見えた。
ずっとナレーションをしていたが八嶋智人が、「フレッシュぴちぴち45歳!」で登場にも驚きました。
メガネがかぶることなど最後まで笑わせてもらいました。
たしかに、メガネかぶっとる(笑)
そして最後に、今まで知られざる世界だった放射線技師たちのことを取り上げた面白いドラマでした。
いろいろなことを知ることが出来ました。
来週の特別編も楽しみですね。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ラジエーションハウス」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「ラジエーションハウス」第1話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第2話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第3話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第4話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第5話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第6話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第7話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第8話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第9話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第10話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」最終回の感想&ネタバレ
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