おんな城主 直虎 第18話のあらすじとネタバレ!「あるいは裏切りという名の鶴」

おんな城主直虎あらすじ第18話「あるいは裏切りという名の鶴」

5月7日放送の大河ドラマ おんな城主 直虎
第18話「あるいは裏切りという名の鶴」の詳細なあらすじです。

前回(第17話)のあらすじ「消された種子島」

ネタバレ注意!

おんな城主 直虎 第18話「あるいは裏切りという名の鶴」あらすじ

小野政次(高橋一生)の汚い手に、直虎は歯を食いしばってこらえた。

政次「このまま駿府へご同行いただき、太守様の前でじかにお話いただく」

政次は直虎(柴咲コウ)にとどめを刺すつもりだ。
とっさに中野直之(矢本悠馬)が鞘を払った。

直虎「之の字!」
そう言うと、直之の前に立ちふさがった。

直之「斬ってしまえばよろしゅうござる!小野の息の根を止めねば、かようなことが繰り返されるばかり」
直虎「斬ればもっと面倒なことになる! こらえよ!」

直虎は考えを巡らせた。種子島そのものがなければ、謀反を立証することはできないはずだ。
直虎「心得た。ただしそれはここに置いていけ。われが降りれば謀反を駿府に訴えはせぬのであろう。ならば無用のはずじゃ」

政次は受け入れた。
寿桂尼(浅丘ルリ子)に会って、許しを乞う。直虎は心を決めていた。
後見も、自身を差し出してもかまわないが、虎松(寺田心)は何が何でも守り抜く決意を持っていた。

ところが、駿府に着くと意外な人物が待っていた。
直虎「方久!ここで何をやっておる」
方久「商いに決まっておりましょう。今川様に、種子島を五平ごと売り渡してまいりました」

方久(ムロツヨシ)は、9割方完成している種子島を見せ、続きを駿府で作らせてもらいたいと願い出たのだ。
しかも、太守様に頼んでみよとの指図を直虎から受けたということにして。

これなら、謀反をたくらんでいると思われることはないだろう。
今川氏真(尾上松也)は迷うことなくこの話に乗ったのだという。

直虎「方久、でかしたぞ!」
方久「なあに、銭のにおいに従ったまでにございますよ」

直虎は、寿桂尼にも氏真にも会う必要がないまま駿府を後にした。
とはいえ、何かすっきりしない。

井伊谷に戻ると、直虎は南渓(小林薫)に打ち明けた。
直虎「私は助けられてばかり。人集めでは政次に、こたびは方久に救われたまでのことで…」

南渓は『孫子』などの数冊の本を、直虎の前に置いた。
南渓「当主を継ぐような者なら、皆学んでおるようなものじゃがの」
直虎「政次もこれを学んだのですか」
南渓「そうじゃな」

これを読めば、政次の手の内が分かるかもしれない。気合いを入れて読もう。
南渓に礼を言うと、書物を持って居館に帰った。

居館では、祐椿尼(財前直見)のところに政次の義妹・なつ(山口紗弥加)が尋ねてきていた。

直虎「但馬と一緒に暮らすのは、息が詰まらぬか?」
なつ「義兄は私どもを気遣って、政の話はなさいません。優しい人にございますゆえ」

直虎が聞き返すと、なつは姿勢を正して語りだした。
なつ「お立場として義兄と相容れぬことは致し方ござりませぬ。なれど、どうかそれが義兄のすべてとは思わないでくださいませ」

直虎は続きを聞こうとしたが、なつは打ち切るように立ち去っていった。
なつが帰ると、祐椿尼が切り出した。

祐椿尼「ずっと不思議に思うておるのですが、但馬はなぜ嫁をもらわぬのですかね」

乗っ取るなら、自らの家を大きくしたいはず。政次は嫁ももらわず子もつくらない。

直虎「確かに…」
祐椿尼「そうでしょう。何ゆえあのように後見に執着するのでしょうか」

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