おんな城主 直虎 第13話のあらすじとネタバレ!「城主はつらいよ」

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ところが、翌日になると大きな騒ぎになっていた。
瀬戸村ばかりか、隣村の者たちも加わり、館に詰めかけてきたのだ。

百姓「徳政令が出るなら、わしらんほうもぜひにと、お願いに上がりましたしだいにごぜえます!」
中には、ありがたやと直虎に手を合わせる者までいる。

直虎「その話だが、徳政令は出せぬ。徳政を出せば、井伊家も潰れてしまうのだ」

百姓たちは一瞬静まり返り、恨みと罵りの声を次々に張り上げた。
直虎「とにかく今は出せぬのじゃ!」

翌日から、直虎は各地の農村をお忍びで回った。
田植えの準備をしている百姓の多くは老人と女子供が多い。
直虎「このまま捨て置いてはならぬの…」

何かいい手立てはないものか…
直虎が考えていると、方久の顔が浮かんだ。

方久を家臣とし、瀬戸と祝田を所領として与える。
そうすれば、方久には年貢が入る。
それをもって借財の返済を猶予させる。
百姓たちは当面は年貢だけ納めればよい。

そして、村に新しい商いを起こす。
百姓たちがおのずと返済できるよう、方久に面倒を見させればいい。
「これじゃ…!」

直虎はさっそく方久に話を持ちかけ、南渓の賛同も得た。
そして家臣たちを集めて、評定の場を設けた。

ところが、家臣たちは猛然と反発した。
直之「由緒ある井伊家に、素性も知れぬ商人を加えるなど、亡き父上たちに顔向けできぬ!それがしは、かような家に仕えるのはごめんこうむる!」

六左衛門「瀬戸村は新野の娘ごたちのご所領。祝田はわが妹・しのの所領となっております。妹と直親様の思い出の詰まった土地でもございます!」

そんな話は到底受け入れられないと、2人は席を立った。

政次「では、それがしもこれにて」
冷笑を浮かべ、政次も出ていった。

直虎「ひどい言葉を聞かせてしまったな」
方久「慣れておりますに」

方久は気にする様子はなさそうだ。
方久「村から銭が湧き出るようになってごらんなされ。きっと皆、手のひらを返したように申します。直虎様のおかげじゃ、あの時のご決心があったればこそ、と。あの石頭どもの鼻を明かしてやりましょうぞ」

2人は再び意気投合したかと思われた。
その時、方久の従者が焦った顔で告げた。

従者「瀬戸村と祝田村の百姓らが、徳政令を出すよう、今川に願い出たようです!」

直虎の顔から、あっという間に血の気が引いていった。

[次回] 第14回のあらすじとネタバレ!「徳政令の行方」

 

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