春風亭昇太が語る無口で怖い今川義元の役作り秘話!見どころは桶狭間【おんな城主直虎】

春風亭昇太

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の初回から強烈なルックスで存在感を放っていた今川義元
クレジットタイトルを見るまで「春風亭昇太さんだとわからなかった!」という声も散見されました。

今川義元を演じるのは春風亭昇太さん。
笑点の司会者でおなじみの落語家です。
最近は俳優やラジオのパーソナリティなど、マルチな活躍をされているようです。

そんな春風亭昇太さんのプロフィールや経歴を振り返るとともに、春風亭昇太さんが語った今川義元の役作り秘話をご紹介します。

今川義元とは

今川氏親の五男。母は寿桂尼。

井伊家をその強大な武力のもとに屈服させた戦国大名。

領国経営に才覚を発揮し、駿河・遠江から三河・尾張にまで勢力を拡大。
甲斐の武田家、相模の北条家と三国同盟を結んで東側の守りを固め、尾張の織田家と対峙する。
信長率いる織田家の攻撃を受け、桶狭間の戦いにて戦死する。

春風亭昇太のプロフィール

本名:田ノ下 雄二(たのした ゆうじ)
生年月日:1959年12月9日(57歳)
出身地:静岡県静岡市(旧・清水市)
出身高校:東海大学第一高校 卒業
出身大学:東海大学文学部 中退
師匠:春風亭柳昇

春風亭昇太

1978年 大学の落語研究部に入部。
テレビ朝日の「ザ・テレビ演芸」に漫才コンビとして出演し、初代グランドチャンピオンを獲得。
1982年 大学を中退し、春風亭柳昇に入門。
1986年 二つ目に昇進し、春風亭昇太を襲名。
1989年 NHK新人演芸コンクール優秀賞を受賞。真打に昇進。
1998年 浅草芸能大賞新人賞を受賞。
2000年 国立演芸場花形演芸大賞を受賞。文化庁芸術祭大賞を受賞。
2005年 テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」に出演。俳優としての活動を始める。
2006年 「笑点」の大喜利メンバーに加入。
2016年 「笑点」の6代目司会者に就任。

春風亭昇太が語る今川義元の役作り

静岡出身ということで、幼少の頃から今川ファンだったという春風亭昇太さん。

ドラマや映画で見る今川義元が、軟弱な武将に描かれていることに、ずっと忸怩たる思いを抱いていたんです。

たしかに、よく見る今川義元は、公家で弱々しいキャラクターで描かれることが多いですよね。
公家かぶれなどと揶揄されることも多いですが、裏を返せば京で最先端を学んだ人だということ。

特に政の才能は高かったようです。
父親の作った分国法を定めた「仮名目録追加」を定めたり、先進的な領国経営をしています。
「川中島の戦い」で上杉謙信と武田信玄の仲裁に入ったことから器量の大きさも伺えます。

今回の大河ドラマ「おんな城主 直虎」での今川義元はほとんど喋りません。
このキャラクターを演じるのは非常に難しかったと春風亭昇太さんは語っています。

無表情でさまざまな命を下していくところに怖さを出してほしいというわけです。
いやもう、セリフを喋らない芝居がどれだけ難しいことか。
そこは照明や音楽の力でなんとかしてくださると信じるしかありません(笑)

井伊家が小国ながら生き延びていくのに対し、由緒正しい大国だった今川家は弱体化していきます。
そのきっかけはやはり「桶狭間の戦い」での敗戦。
今川義元は壮絶に斬り合って果てたと伝わっています。

最期の見せ場も注目してほしいと、春風亭昇太さんは語っています。

武家の当主としての誇りと覚悟を最期まで持っていたのでしょう。
その思いをちゃんと表現できるよう、僕も最後まで気合いを入れて頑張りたいと思います。
ふだんの僕とは全く別人だと思いますが、春風亭昇太だと気付かれないことこそ本望です。

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