2019年10月期のTBSドラマ「G線上のあなたと私」。
せっかく付き合い始めたにもかかわらず、ジリジリするような展開になってしまった也映子と理人の交際。「今が大事」と思う若い理人の気持ちも、「将来を考えてしまう」と言う也映子の気持ちも、すごくわかる気がしました。
家出した幸恵にも共感できる気がするし、本当に感情の描き方が細やかなドラマです。
そんな第9話(2019年12月10日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。
第9話 あらすじ
理人(中川大志)とのデート当日、緊張のあまり体調を崩してしまった也映子(波瑠)。一方、理人は会いたくないから断られたのではないかと疑心暗鬼になり、也映子の自宅を訪ね、困らせてしまう。
也映子の部屋で2人になり、ようやくお互いの気持ちを確かめ、ついに付き合うことにーー。両想いである嬉しさを噛み締める也映子だが、8歳も年下の理人との交際に戸惑いを隠しきれず、空回り…。
そんな中、也映子と理人が2人で出掛けているところに、夫・弘章(小木博明)の態度にイライラを募らせていた幸恵(松下由樹)が家出をしたという連絡が入る。
引用:ドラマ公式サイト
第9話 感想とネタバレ
当サイト読者の方から寄せられた、
「G線上のあなたと私」第9話の感想をご紹介します。
「神回!」と名高いキュンとする交際開始
夜中に録画連続二回も観ちゃった😘
理人と也映子ちゃんのいちゃいちゃサイコー♡
誰か実況してー!の幸恵さんにめっちゃウケたー!
でもでも、いろんな気持ち、ほんとよく分かる…
毎回神回
来週最終回なんてさみしーよー😭
若さの賜物か、ズンズン也映子の部屋まで来てしまった理人。也映子曰くの、理人の「暗い影があって、よく見ると可愛い」魅力が、存分に伝わってくる感じでした!
付き合う前から「親公認」のうえにパジャマまで見られて、挙句「あまり普段と変わらない」と言われてしまう也映子には、少し気の毒になりました。
理人が学生仲間に也映子を引き合わせるシーンも、感情を表に出すタイプのはずの也映子が比較的平常心なのに対し、寡黙な理人の方が内心すごく盛り上がっている様子が伝わってきて面白かったです。
理人に自慢したかったと言われてしまうと、気まずさよりも嬉しさの方が也映子も勝ちますよね。
ところが一転、幸せが痛くなってきた也映子
キスシーンを観て
悶えてテンションがやばかった😨
理人くんの若さとピュアさにジリジリくる。也映子さんがこれからの人(理人)との未来を憂えてしまうの、アラサーに突入した女子には分かりみ強すぎるのでは。也映子さんのラストの台詞が也映子さんらし過ぎて…脚本良すぎる🙈♡
羽みたいな軽いキスを理人の頬に仕掛けた也映子。一転して理人を拒否する姿勢を見せて、「バイオリンがないと“就活中の大学生”と、“1年半前に婚約破棄された30手前のOL”」と言いつのります。
理人にしてみれば也映子が挙動不審な気もするし、「年下と婚約経験者」の差も織り込み済みだと思っていたでしょうから、納得できないでしょうね。「俺はどうもできないじゃん」と憤る気持ちもわかります。
でも、痛々しそうな顔をする也映子が、周囲の視線や将来を考えてしまう不安な気持ちはすごく納得できました。「自分が痛い」と思う感覚がすごく伝わってきて、さすが波瑠!という感じでした。
「女子力のマイナスパワー」という考え方はうなずけるところがあって、面白いなと思いました。
リアルな主婦の悩みが暴発!幸恵の家出
幸恵の家出は予告されていたので、どんな騒ぎがあったのか、ひょっとして夫がまた浮気?と思ってドキドキしていたのですが…。なんときっかけは夫・弘章作の「具のないうどん」で、なんだかとてもリアリティを感じました。
バイオリンですら癒してくれないくらいどっと疲れを感じた幸恵の気持ちが、理人にはわからなくても、也映子にはピンときたのですね。「女子力のマイナスパワー」との発言は、言い得て妙だと感心してしまいました。
このドラマの面白いところは、セリフの1つ1つにも伏線が隠れているところです。「変わらないよ」との発言の違いが、興味深かったです。
気をもむ也映子の服装に対し「(いつもと)変わらないよ」と言った理人の言葉には、辛口ながらタップリの愛情が感じられました。
でも、幸恵が急いで料理をしようと言うのに対し「(素うどんでも)変わらないよ」と言った弘章には、幸恵に対する無関心がにじみ出ている感じなんですよね。努力に対し「見ていてキツイよ」と言われては、家出もしたくなるよな…と共感してしまいました。
次回(最終回)の見どころ
幸恵は夫・弘章にほだされる流れで家に戻ることが公式HPで予告されています。おぎやはぎの小木博明、ずっとダメ夫のイメージでしたが、最後に見せ場となるのか楽しみです。
また、やはり音楽ドラマのイメージは崩さず、最後に「バイオリン三銃士」としての演奏披露の場も訪れる様子です。“発表会の後で何かが変わる”のジンクスが健在であることを願っています!
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「G線上のあなたと私」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「G線上のあなたと私」第1話の感想「新しいことに挑戦する登場人物に共感の声」
- 「G線上のあなたと私」第2話の感想「理人(中川大志)の恋愛偏差値が低すぎる!」
- 「G線上のあなたと私」第3話の感想「音楽教室の受付(永野宗典)が気になる視聴者続出!」
- 「G線上のあなたと私」第4話の感想「視聴者に刺さるセリフ続出!大人の名言が楽しめる」
- 「G線上のあなたと私」第5話の感想「ニノ結婚のニュース速報が絶妙のタイミングだと話題」
- 「G線上のあなたと私」第6話の感想「手を繋ぐ2人にキュンキュンする視聴者続出!」
- 「G線上のあなたと私」第7話の感想「眞於先生はこのままフェードアウト!?」
- 「G線上のあなたと私」第8話の感想「じれったい2人の関係がヤキモキするけど羨ましい!」
- 「G線上のあなたと私」第9話の感想
- 「G線上のあなたと私」最終回の感想
「キュンキュンする仲直りでロス続出!」
まとめ
也映子・理人・幸恵の心の動きが、第9話は女性2人を中心に描かれた「G線上のあなたと私」。でも、理人の兄夫婦や先生ではなくなった眞於・北河家一同など、登場人物のみんなの心が細やかに描かれていて、とても素敵なドラマです。
今回はあまり出番がなかったバイオリンですが、来週はまた3人の演奏シーンがあるのが嬉しいですね。予告での也映子の「結婚?!」との驚きは、是非理人の発言であってほしいなぁと、期待しています!
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