「トクサツガガガ」1話の感想|NHK特撮モノが想像以上にクオリティ高いと話題!

NHK金10ドラマ「トクサツガガガ」

2019年1月期のNHK金10ドラマ「トクサツガガガ」。第1話が2019年1月18日(金)に放送されました。

小芝風花演じるヒロイン・仲村叶の日常風景の中に、スルッと特撮ヒーローが登場するのがとても面白かったです。

原作者・丹羽庭が「いい意味でやりすぎ」と絶賛するドラマ「トクサツガガガ」。

ここでは第1話の見どころや感想を、ネットでの評判を交えてお伝えします。ネタバレやあらすじもあわせて紹介していくのでお楽しみに!

「トクサツガガガ」第1話のあらすじ

24歳のOL仲村叶(小芝風花)は隠れ特撮オタクである。

幼少から、母(松下由樹)にその趣味を拒絶され、ずっと隠してきた。会社では小野田(本田剛文)やチャラ彦(森永悠希)ら同僚にオタばれしないように、気を使っている。

そんなある日、同じ特撮好きの小学生(寺田心)と仲良くなる。また、通勤途中に特撮のマスコットをかばんにぶら下げた、年上の女性(倉科カナ)を見かけて、知り合いになる方法を探し始める。

引用:ドラマ公式サイト

 

「トクサツガガガ」第1話の感想

当サイト読者の方から寄せられた、
「トクサツガガガ」第1話の感想をご紹介します。

 

主人公・仲村叶に共感できるシナリオ

特撮オタクを完璧な擬態で隠す、小芝風花演じる仲村叶。グッズにお金を回すための節約弁当で「女子力高い」、「彼氏がいそう」と噂されています。

会社では目立たないようにふるまい、特撮オタクを隠している叶には、かなり共感してしまいます。

特撮ファンに限らず「会社には知られたくない自分」って、誰にでもありますよね。説明したくないプライベートな用事で仕事を定時であがったり、社内イベントを断ったりする経験がある人は多いと思います。

それに「趣味が同じかも」と思っても事情や体面があって、話しかけにくい時のジレンマ。そんな気持ちをスパッと代弁してくれるのが、叶です。

「あるある」 「わかる、その気持ち」という意見が、視聴者した人たちから伝わってきます。

“トライガーの君”(倉科カナ)を振り向かせるために地味な努力をする姿は、恋人に振り向いてもらいたい女子高生よりも、もっと寄り添いたくなる健気さでした。

しかし、会社の仲間の一人、北代(木南晴夏)に、その様子を目撃されてしまった叶。同好の士だといいのですが…。

うまく乗り切れるか、気になりますね。

 

大人だからわかる名言が頻出

「トクサツガガガ」は心を揺さぶられる名言、共感できるセリフが、たくさんちりばめられているドラマです。

Twitterでも“名言”推しで評価している人は多いんですよ!

 

大事なことは全て特撮が教えてくれる!

ヒロイン・叶は、窮地に陥ると特撮のキャラに励まされて、悪の怪物を退治するつもりで立ち向かいます。

オタクを隠して職場になじむのは、なかなか辛いんですよね。でも、もしばれたときに、特撮がけなされるのは絶対いや!という気持ちはわかります。

 

私の金、何に使おうが私の自由やろがい!

豪儀なセリフです。

でも、ガチャに対して、100円玉をつぎ込むときに気合で使ったセリフなので、なんだか受けてしまいます。「大人買い」でもおとなしい金額ですよね。

 

己の生活を守るために正体を隠すのは悪ではない

カラオケでオタクをばらしたくない叶を励ます時に、幼少期の推しヒーロー“エマージェイソン”がささやきます。

すごく名言!という気がします。
別に自分のキャラクターを使い分けるのは普通なのに、つい罪悪感を持ってしまうのは、むしろ叶が周囲の人に誠実な証拠です。


 

ほかにも寺田心くんが演じる「その時があったから今があるんですね」という過去に感謝(?)する話とか、「私はただ、したくないことをしたくないだけなのに」など、心を揺さぶる名言がありましたね。

みんなが言いたい本音を隠さず、可愛く代弁してくれる叶が本当に好きになってしまいます。

また、ダミアン君と呼ばれる、寺田心演じる賢しげな少年も、推しに対するピュアな心意気を感じさせてくれて、いい感じです。このあたりが、「トクサツガガガ」が視聴者の心をつかむ理由ですね。

 

特撮番組ならではの豪華な映像×主題歌

なんと東映が協力!


 

ヒロイン叶の心の声や窮地を反映して、突如シーンが特撮の現場に切り替わったり、怪獣に必殺技を繰り出したりするのが楽しい「トクサツガガガ」。

突然崖などに切り替わる不思議も楽しめますし、“カラオケ星人”など、敵もコミカルで面白いです。

この怪人は、叶が必殺技で倒してしまいました。


 

NHKが渾身の特撮番組を作った!と言っても過言ではない出来です。あの戦隊モノ&特撮モノのメッカ・東映が撮影協力して、特撮のクオリティを上げたとのこと。

テレビ朝日は「なぜ自分たちがこのドラマに手を付けなかったのか?!」と悔しがっているかもしれませんね!

第2話では早くも、娘の趣味を理解しない叶の母親が怪獣化してしまうのではないかと、期待したくなります。

 

主題歌はゴールデンボンバー

主題歌「ガガガガガガガ」を歌うのは、ゴールデンボンバーです。

まさにヒーローものらしいノリと、隠れオタクの辛さを一緒に出した、アップテンポながらちょっと切ない歌でした。

メンバーが“空気戦隊ゴールデンボンジャー”の悲哀と活躍を演じているMVと合わせて、すでに大人気になっていますね!

 

まとめ

「トクサツガガガ」第1話の感想とネット評判でした。

特撮ファンをも満足させ、かつオタクとまではいかなくても、職場で自分の好みを隠している人の心にしっかり寄り添っている、素敵なドラマです!
 

「トクサツガガガ」第2話の見どころは、叶が特撮嫌いの母親に必死でオタク要素を隠すストーリーです。

高圧的な母親にどう立ち向かうのか、脳内の特撮ヒーローは助けてくれるのでしょうか。ひょっとしてまた新たな特撮の悪役やヒーローが登場するかも。

次回も楽しみです!

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「トクサツガガガ」視聴者の感想

当サイト読者の皆さんが書いてくださった視聴後の感想をお届けしています。

オンエア後しばらくしたら更新するのでお楽しみに!

 
 

 

コメント

  1. 通りすがりの昭和ジージ より:

    今の時代の方が退化してるわ。わたしが中学の頃萌えたのが『ウルトラQ 』『ウルトラマン』に『マグマ大使』だ!
    おいらたちの人気ヒーロー物は巨人だったぞ。女子たちも傾倒してたからな!現代のワカモンたちは外聞気にし過ぎの引き篭もりが多過ぎ過ぎ!!もっと自己アピールせ~ヨ!

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