2018年1月にスタートした冬ドラマ「隣の家族は青く見える」。
妊活のことを知らなかった人や理解がなかった人にとってはどのような活動なのか知る機会になり、とても勉強になるドラマですね。ドラマが進むにつれて不妊治療に対する理解の大変さが伝わってきて、毎週感動ものです。
この記事では、コーポラティブハウス住人たちの今後の展開はどうなるのか最終回予想をしていきたいと思います。
フジテレビ 木曜 22時00分~
キャスト:深田恭子、松山ケンイチ、平山浩行、 高橋メアリージュン、北村匠海、眞島秀和、真飛聖、野間口徹、須賀健太、伊藤沙莉、前原滉、寿大聡、橋本マナミ、春海四方、伊藤かずえ、高畑淳子、ほか
主題歌:Mr.Children 「here comes my love」
隣の家族は青く見える 最終回の結末予想
妊活夫婦・五十嵐家の結末は?
妊活中夫婦の五十嵐大器(松山ケンイチ)、奈々(深田恭子)夫妻は子供を授かることができるのでしょうか。
正面から不妊治療と向き合っている2人。初めて聞く治療法なども夫婦ともに理解しあい、奈々の母親に人工授精を反対されていましたが、大器が分かりやすい資料を作成して理解を得ようとしていました。
不妊治療に向き合っていく姿が毎回素晴らしい夫婦だ、こんな夫婦になりたいと思いましたね。だからこそ子供を授かってほしいと私は思いました。
しかし、ドラマ全体を見て様々なカップルがコーポラティブハウスで過ごしているのを見ると、子供を授かることが結果的には出来ないのではとも思われますね。不妊治療の末に子供を授かることができなくても子供がいない幸せの在り方もある、という感じの終わり方もあるのではないかと予想しました。
3話から見てるんだけど、これ不妊治療未経験の人が見たらどのくらい重みを理解してもらえるのだろう。
「人工授精4回ダメだった」がどれほど精神的にくるか、「終わりのない迷路」という気持ちがどれほどしんどいか、そういうのこの程度のドラマでちゃんと伝わるのかな…
子どもを作らない・川村家の結末は?
「子供を作らないカップル」の川村亮司(平山浩行)、杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)はホントに別れてしまうのか。子供を作らないと言っていたにも関わらず、突然現れた相手の連れ子と暮らすのは難しいですよね。
別れはしないけど、一緒に住まないのでは?そんなパターンもありそうだと思います。
第4話でこんなシーンがありました。
ちひろ「私ここの人好きになってきた」
亮司「ここに住むか?」
そんなやり取りの後のちひろの表情が、いいの?と言っているように私には見えました。
ホントに一緒に住みたくないのなら「ありえない」とすぐに反応するはずなのに、子供のことを理解して一緒に住みたい気持ちもあるのではないでしょうか。別れることはまずなさそうだと思いますね。
隣の家族は青く見える、涙止まらん
不妊治療も大変やろし、授かるつもりじゃなかったのに若くして出産してる人にも色々あるよなあ
ゲイカップル・広瀬家の結末は?
男同士のカップルの広瀬渉(眞島秀和)と青木翔(北村匠海)はどうなっていくのでしょうか。
第4話では、世間に公表してなかった広瀬に対して疑惑が浮上し、コーポラティブハウスでも小宮山家の深雪(真飛聖)に「子供のどう話せばいいのよ」って言われてましたね。他の住人は理解してくれていると思われますが、子供は難しいんでしょうか。
お互い真剣に付き合っていると言っていたので世間に騒がれてしまっていますが、別れることはなさそうです。コーポラティブハウスで暮らしていくのか、2人離れて暮らすか、この家を売ってしまうかですね。
自分で建築した家を売る、言葉にするのは簡単ですけど、建てたばかりで気持ち的には嫌ですよね。私の願望も少し入っていますが、ゲイカップルとして隠れずに世間に公表して一緒に暮らすのではないかと思います。
普通に泣いた…親は簡単に「早く孫の顔が見たい」とかよく言うけど、ゲイカップルや不妊治療してる夫婦にとってすごく負担になるよね
幸せを装う夫婦・小宮山家の結末は?
「幸せを装う夫婦」の小宮山真一郎(野間口徹)、深雪と子供の優香(安藤美優)、萌香(吉川凛)はどうなっていくのでしょうか。
塾の合間にダンスの練習をして家に帰るのが遅くなるシーンがあったので、優香は深雪にそろそろ反抗しそうだと思います。
時間さえあれば「勉強しなさい」と厳しい母親、しっかり勉強していて母親の言うことも聞いているのに、自分の好きな事は出来ないなんてストレスたまってヤバいですよね。優香が反抗することによって、深雪の考え方が少し変わるのではないかと思うんですよね。
真一郎は忙しいながらも前の仕事より家族とコミュニケーションのとれる仕事が決まると思います。逆に、真一郎が仕事が決まらず深雪が仕事を始めるとかいうパターンでも新しい家族の在り方ですよね。まぁ、それはないと思うんですけどね。
周りのカップルに刺激を受けることによって、これじゃだめだと気付く機会が増えると思うので、この家族は幸せを装うのではなく幸せな家族になると思います。
なんか深田恭子と松山ケンイチ夫婦が主役ではなく、それぞれの家族が主役みたいで案外面白い。
気になる家族は小宮山夫妻かな?
このドラマが伝えたかったこと
メインのテーマは妊活だと思います。しかし妊活以外にも様々なことが描かれている作品だと思います。
ドラマ内でも描かれているように、世間一般はゲイの方への理解がない方が多く、ゲイだと分かると気持ち悪がられてしまいます。しかし、ゲイだからおかしい、普通じゃない、というわけではないと思うんです。異性同士で恋愛するのが当たり前という固定観念がそうさせているのだと思います。
子供を作らないと考えている夫婦に対しても、幸せそうに見える家族に対しても、全て固定観念がそうさせているとわかりますね。
女性は子供を作るもの、旦那さんがいて子供がいたら幸せそう、見た目だけで自分の考えだけで決めつけるのはよくないと思います。それぞれの家庭の在り方があるんです。
「隣の家族は青く見える」みたいな家庭がいいな。憧れる。
そんな大人になりたいし、ずっと一緒にいれる人もほしい。
違う環境で育った人がその人を好きなることが奇跡だもんね。当たり前のことなんかじゃない
まとめ
「隣の家族は青く見える」は今期のドラマの中でも特におもしろいと私は思います。様々な家庭の在り方を描き、内容は濃いうえに感動的です。
最終回までそれぞれの家族の展開を見守っていきたいですね。
視聴率比較はこちら。
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