大河ドラマ「西郷どん」第5話「相撲じゃ!相撲じゃ!」が2月4日に放送されます。
前回(第4話)「新しき藩主」のあらすじはこちら。
西郷どん第4話のあらすじ「新しき藩主」
林真理子の原作小説を基にしたドラマ「西郷どん」の第5話のネタバレ含むあらすじを予想します。
ネタバレ注意!
西郷どん第5話 原作のあらすじとネタバレ
斉彬がお国入りして以来、薩摩は大きく変わるだろうという期待が藩中に満ちていた。
代替わりのお祝いに郷中対抗の御前相撲が開かれることになった。優勝すると米10俵がもらえるとあって、普段は仲の良い下鍛冶屋町と高麗町の郷中は早くも対抗心をむき出しにしていた。さっそく西郷家の庭で新八や有馬、大山たちが相撲の練習を始める。そこへ俊斎が憤然としてやってくる。
俊斎「斉彬公にはがっかいじゃ。お由羅におもねった者どもには何のお咎めもなく、そいどころか、殿様を担ごうとして処罰された方々への御赦免もなかちゅう話じゃ」
吉之助はもちろん、父親が連座で島流しに遭い、自身も謹慎を強いられている正助にとって、にわかには信じられない話だった。だが、噂は本当だった。鶴丸城の大広間で斉彬は家臣たちを前にして言った。
斉彬「さて、父上に重く用いられた者ども…実によう勤めてくれた!『襲封して3年は先君の政を曲げること叶わじ』と論語にある如く、余もそれに倣う。父上の時に劣らず、更に励んでくれ」
斉興派への咎めも処罰された人々への赦免もなく、これまでと変わらぬ政を続けるなど吉之助は許せなかった。第一、無念の死を遂げた赤山に顔向けできない。どうしても斉彬に思いを伝えたい吉之助は、御前相撲に勝って直訴することを思いつく。切腹覚悟の決意だった。
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