真田丸 謀略・裏切りの真田昌幸の設定は?草刈正雄が語る役作りとは

sanadamasayuki

出典:ja.wikipedia.org/wiki/真田昌幸

源三郎・源次郎の父親として登場し、序盤では主役級の存在感を発揮している真田昌幸。知力・策略・政治力に優れ諸大名を振り回す活躍を見せる一方、人間味溢れる姿に引き込まれている視聴者も多いのではないでしょうか。

このエントリでは、三谷脚本における真田昌幸の人物像に迫るとともに、演じる草刈正雄さんが語る昌幸の役作りの秘密を探ります。

真田昌幸とは?

真田家当主。通称は安房守。信濃・小県郡の国衆。武田信玄・勝頼に重用され、上野・沼田城を攻略した。武田家滅亡後、信長に臣従。

信長没後、北条氏直、次いで徳川家康に仕え、上田城を築城。氏直と講和した家康が、真田が領有する沼田城を北条家に譲ろうとしたため、上杉景勝に従って徳川軍と戦い(第一次上田合戦)、勝利。その後、秀吉に臣従。秀吉の命でやむなく沼田城を北条家に譲る。その後、北条軍が真田の支城・名胡桃城を攻めたことが、秀吉の北条攻めの口実となる。

草刈正雄が語る役作りの秘密は?

kusakarimasao

出典:barbie-office.com

NHKのドラマ『真田太平記』で真田幸村(信繁)を演じてから30年。まさか、そのおやじの昌幸を演じることになるとは。しかも、当時昌幸を演じた丹波哲郎さんは、今の僕と同じ63歳。不思議な、どこか運命めいたものを感じています。

ただ、三谷幸喜さんが書く今回の昌幸像は、丹波さんのときとはまた違って、実に多面性があります。やるときはやる。でも、だらしないところも見せるし、息子たちにすがりつくようなおちゃめな面もある。人間が持つすべてが描かれているんです。そんな人物を演じられるのは、役者冥利に尽きます。

また昌幸は、毛皮を多用した扮装をしています。一瞬、山賊かと思いますよね。でもそのおかげで、堅苦しい武将でいる必要はないんだな、と豪快に自由に演じられています。「俺は勘だけで生きている」というセリフにもあるように、大いに飛び回りたいですね。

知力・策略を駆使し、味方につくと見せかけて裏切るというようなことを繰り返す昌幸ですが、それが憎めないと思えるのも、三谷脚本の魅力だと思います。嘘さえも正直についている感じがするんです。そして、そんな昌幸を無理せず演じられるのは、僕自身にもそういう部分があるからかもしれません(笑)。恐らく三谷さんは、役者を愛し、役者の魅力を役に注ぎ込んでいるんでしょう。だから、どの役も人間としておもしろくリアルになるのだと思います。ぜひ、それらの人間たちが紡ぐドラマを堪能して頂きたいですね。

真田一族が大事にしたのは、信玄公から受け継いだ、知力で生き残るという生き方だったはず。それを昌幸が二人の息子にどう引き継いでいくのか。息子たちのこの先の姿を楽しみに、僕自身も演じていきたいと思います。

どの役も人間としてリアルに描かれているというのは納得ですね。人間味に焦点を当てて作品を作っているのが見ている側にも伝わってきますよね。

sanadamasayuki

出典:ja.wikipedia.org/wiki/真田昌幸

ネットの反応

コメント

タイトルとURLをコピーしました