昊天役の小松和重が禅寺修行体験!僧侶が似合う秘密は過去にあり?【おんな城主直虎】

昊天

©NHK

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、頭脳派の僧侶として静かな活躍を見せてくれている昊天
直虎(次郎)への慈悲深さから、視聴者の間では「昊天ママ」とも呼ばれています。

そんな昊天を演じるのは、小松和重さん。
小松和重さんは、昊天を演じるにあたって、禅寺で修行体験をしてきたそうなんです。
そして、思わぬ過去を告白してくれましたよ。

昊天とは

龍潭寺の僧侶で、南渓和尚の右腕的存在。クールな頭脳派で、寺の運営を取り仕切っている。

直虎や政次の学問の師。直虎が龍潭寺で修行していた際には、兄弟子として教育係を務め、僧侶としてのあるべき姿勢を叩き込んだ。

直虎が領主として領内経営に乗り出すと、その意向を受けて領民たちに学問を授ける。

小松和重

出典:https://www.instagram.com/

小松和重のプロフィール

氏名   :小松和重(こまつ かずしげ)
生年月日 :1968年2月24日(49歳)
出身地  :東京都
身長   :173cm
所属事務所:大人計画

1992年に劇団「サモ・アリナンズ」を結成し座長を務める。

主な出演作に、ドラマ「ゆとりですがなにか」「時をかける少女」「就活家族」、映画「日本のいちばん長い日」、舞台「キャバレー」など。

NHKでは「紅白が生まれた日」「トットてれび」など。
大河ドラマは初出演。

小松和重の禅寺修行体験

龍潭寺で頭脳派の僧として南渓和尚を支えている昊天

傑山のキャラクターが過剰とも言えるような演出の一方で、昊天のクールで頭脳派の設定が見事にハマっていると思いませんか?

その昊天を演じている小松和重さん、なんと仏教系の高校の出身なんです!
あの佇まいには理由があったんですね。

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、禅宗指導者として撮影に参加しているのは東京都世田谷区にある龍雲寺の住職・細川晋輔さん。

今回、小松和重さんが龍雲寺を訪れ、高校以来の全修行体験をしてきたそうです。

小松和重

出典:https://www.instagram.com/

いざ禅寺・龍雲寺へ

本堂に入ると、さっそく座禅をすることに。
小松さんは迷うことなく調身(座禅の姿勢)をします。
この調身は見た目以上に難しいポーズなのだそう。

住職 
すごいですね。小松さんのように両方のかかとを太腿の上に乗せる「結跏趺坐」ができる方は10人に1人ぐらいしかいらっしゃらないんですよ。
小松 
高校入学当初はあぐらでしたが、体が柔らかいのですぐにできるようになって。男子校のノリで、「俺、坐禅できるぜ」って自慢していた記憶があります(笑)
でも、当時は坐禅が嫌でしかたなかったですね。あくまで授業の一環で、自発的ではなかったからだと思います。

 
その後、262文字の般若心経を写し取っていく写経を体験。
小松さんはこちらも慣れた様子で、集中しながら美しい字で書いていきます。
住職も小松さんの写経に感心していました。

住職 
本当にお上手ですね
小松 
自分の字が嫌いだったので、写経の授業は苦手でした。

 
写経を実践するうえでの心構えを住職が教えてくれます。

住職 
写経で大切なのは、一つ前の字やあとの字に気持ちを馳せないこと。つまり失敗や成功を引きずらないことです。これは、気持ちを切り替える練習でもあるんです。
小松 
写経はドラマの撮影と同じですね。目の前の1シーンを全力で演じる。そして次のシーンに気持ちを切り替える。
住職 
なるほど!
小松 
先を考えると目の前のセリフを忘れてしまうんですよ。”今”を演じないといけないのに。

 
最後に精進料理を頂いたようです。

小松 
高校の研修旅行で食べました。当時は精進料理って物足りないと思ったけれど、今日は本当においしく感じます。
住職 
精進料理は、旬のものをおいしく頂ける料理です。そして作った人とのコミュニケーションツールでもあるんです。作った人に感謝すれば、おのずと食事を残さなくなりますよね。
小松 
今日一日体験して、30年前とは気持ちが違うことにびっくり。久しぶりに身が引き締まりました。
住職 
ドラマを機に禅に興味を持ってくれた方たちを受け止めるのが私たちの仕事。禅のよさを伝えられる寺でありたいんです。
小松 
住職さんも仏教を伝えるため日々精進されている。僕も「伝える気持ち」を大切に、昊天を演じていきたいです。

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