おんな城主 直虎 第17話のあらすじとネタバレ!「消された種子島」

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直之「しかし、今のままでは、いざ戦となれば、あっという間にやられてしまいますぞ。それこそ、虎松様のお命も取られてしまうかもしれませぬ」

考え込む直虎を横目に、方久が言った。

方久「もちろんご入り用とあらば、こちらで銭は用立ていたしますが、実際に使うとなれば火薬も必要となりますし、これがまた高うございます。ちと、井伊には分不相応かと」
直之「戦備えは大事な武家の役目じゃ!銭の話ばかりするな!」
方久「何事も先立つものは銭にございますよ」

そのとき、直虎がぽつりと漏らした。
直虎「これを、井平で作ることはできぬのか?」

井平とは、井伊家の刀を作っている鍛冶の村だ。
直虎「もし作ることができれば、買うよりも安く上がろうし、よそに売って稼ぐこともできるのではないのか!」

これには直之も前のめりだ。
一方、立場逆転で慌てたのは方久である。
綿とは違って技術が必要で、手間も掛かると言って止めさせようとする。

直虎「やってみねば分からぬではないか!」

その頃、小野政次(高橋一生)は駿府にいた。
今川氏真(尾上松也)と関口に報告をするためだ。
その席で、政次は寿桂尼(浅丘ルリ子)のことを切り出した。

政次「ご快癒なさることを願っておりますが、わが主の後見をお認めになったのは大方様にございますゆえ、そのあたり気になりまして」
氏真「そちのことは忘れておらぬ。あれは、ばば様が勝手にやったことじゃしの」
氏真の面倒くさそうな表情に、政次は気付かぬふりをして礼の言葉を述べた。
 
 
数日後、直虎と直之、方久は井平を訪れた。
直虎はここには初めて来た。
何件かある鍛冶屋から聞こえる槌を打つ音に興味津々の様子だ。

刀鍛冶の五平という男の鍛冶場を訪れると、種子島を差し出した。
直虎「これと同じものは作れないかの」
方久「かようなもの、そうたやすくはできまいな」

五平は種子島を隅々まで見回しながら、あれこれと検討し始めた。
五平「材は胡桃か樫を用いれば。鉄は手に入るもので十分でございましょう。筒の部分は薄く延ばしたものを巻いて張り合わせれば」

思わぬ言葉に、直之が勢いづいた。
ここから先の細かな部分が肝要だと、五平は慎重に言葉を選んだ。
種子島の試作を五平に任せて、直虎たちは井平を後にした。

龍潭寺では、子どもたちの手習いが始まっていた。
直虎は、虎松を甘やかしたり、ちやほやしないよう、教育係に厳命した。

ところが、手加減されなくなったことで、虎松は五目並べで負け続けるようになってしまった。
鍛錬でも転ばされ、鬼ごっこでは捕まってばかり。
挫折が続いたことで、虎松は寺に来なくなってしまったのだ。

直虎は、しの(貫地谷しほり)と虎松が暮らす屋敷を訪れた。
虎松はすぐに見つかったが、逃げ回って話を聞こうとしない。

直虎「そなたは井伊の跡継ぎ、皆を守っていかねばならぬ立場じゃ。かような体たらくでなんとする!」
きつく叱ると、虎松は泣き出してしまった。

しの「ならば、跡継ぎにしていただかずとも結構にございます!」
しのは虎松の手を引いて部屋に籠もってしまった。

直虎が考え事をしながら龍潭寺を歩いていると、以前に水浴びをしていた旅の者(柳楽優弥)に出会った。
直虎が虎松の件を話すと、男は簡単に答えを出した。
龍雲丸「とにかく一度、何かで勝たせてやりゃよいのではないですかね。そうすりゃ勝つことの楽しさも覚えるでしょうし」

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