阿部サダヲが語る竹千代の役作り秘話!徳川家康は井伊家の味方なの?【おんな城主直虎】

阿部サダヲ

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、今川家の人質として初登場した松平元康(幼名・竹千代)
のちの徳川家康となる人物です。

主人公たちは子役が演じるなか、彼らよりはるかに若い竹千代を演じたのは阿部サダヲさん。
キャスティング発表のときはもちろん、初登場のときもネット上に衝撃が走りました。

阿部サダヲさんといえば、数々の作品で見せた個性的な演技に定評がありますよね。
そんな阿部サダヲさんのプロフィールや経歴を振り返るとともに、阿部サダヲさんが語った竹千代(松平元康)の役作り秘話をご紹介します。

松平元康(徳川家康)とは

三河の岡崎城主・松平広忠の嫡男。
今川家への人質として、駿府で少年時代を過ごす。
幼名は竹千代。

桶狭間の戦いに今川方の先鋒として参戦するが、義元討ち死にの知らせを聞き、終わりを脱出して岡崎に帰還。
織田信長と結んで今川方の国衆・牧野氏の牛久保城を急襲し、今川家に反旗を翻す。

これを機に西三河の国衆は今川から離反。
松平元康は、三河の平定に邁進する。

阿部サダヲのプロフィール

氏名   :阿部 サダヲ(あべ さだを)
本名   :阿部 隆史
生年月日 :1970年4月23日(46歳)
出身地  :千葉県松戸市
身長   :164cm
血液型  :A型
所属事務所:大人計画

高校を卒業後、職を転々としていた時期に「一度やってみてもいいかな」と思い、大人計画のオーディションを受け合格。

芸名の由来は、本名の阿部をヒントに「阿部定事件」から「阿部定を」が候補に挙がり、カタカナにして「阿部サダヲ」に決まった。

1992年 舞台「冬の皮」でデビュー。
2000年 大人計画所属の脚本家・宮藤官九郎の作品であるテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」に出演。
以降、宮藤官九郎の作品の多くに出演している。

2007年 映画「舞妓Haaaan!!!」で、日本アカデミー賞主演男優賞優秀賞を受賞。

大河ドラマは「平清盛」などに出演。

阿部サダヲが語る松平元康(徳川家康)の役作り

「13歳の竹千代を阿部サダヲが演じる」
というキャスティングが発表された時、誰もが耳を疑ったことでしょう。

数々の役を演じてきた阿部サダヲさんも、かなり驚きの配役だったようです。

まさか大河ドラマで家康を、それも13歳から演じることになるなんて、夢にも思っていませんでした。

 
「おんな城主 直虎」の脚本の森下佳子さんは、今川家で人質として暮らしている竹千代のことを、”ちょっと変わった子”として描いています。
第5回「亀之丞帰る」では、一人二役で対戦する「一人囲碁」に没頭していました。
才能溢れる感じも強い武将の感じもしない、どこかぼんやりとした少年です。

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プライベートでは、2人の子供がいる阿部サダヲさん。

実生活では13歳の子供の父親でもある僕が、13歳の少年を演じるのはどうなんだろう…と不安にもなったのですが、我が子を参考にしながら純粋な気持ちで演じることにしました。
ウケを狙わずに真剣に演じることで、結果的にクスッと面白くなったらいいなと思っています。

 
竹千代は、のちに妻になる瀬名に対して、最初は恋心を抱いていません。
でも、すごく興味は持っています。なにしろ美女ですからね。
そんな瀬名とのシーンの役作りについて、このように語っています。

瀬名はとても強い女性なので、弱い男は強い女に惹かれていくものなのかもしれません。
現場では、菜々緒さんが僕を叱りやすい雰囲気をしっかり作っていけたらと思います(笑)。

 
今川義元や氏真は、家康を「戦がうまい」とおだてます。

でも家康は、今川を信頼してはいなかったのでしょう。
腹の底では、彼らが死んでもかまわないと思っていたのではないでしょうか。

そんな人間関係の中で人質として暮らした経験が、我慢強く焦らない人物にしたのではないかと想像することができます。

そんな苦労人である徳川家康の役柄について、このように語っています。

いずれ、家康に野心が出てきたとき、彼のキャラクターはガラッと変わるはずです。
そこが家康の見せ場ですね。
そのときを楽しみに、しばらくは”変わり者”に専念しようと思います。

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