2018年7月スタートのTBSドラマ「この世界の片隅に」。
第6話(2018年8月19日(日)放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、オンエアを見逃した方のために、動画を無料で視聴する方法をご紹介していきます。
「この世界の片隅に」第6話 あらすじ
昭和20年春。呉にも空襲がやってきた。北條家に被害はなかったが、戦争の陰が日に日に濃くなっていく。そんなある日、北條家ではこんなご時勢だからと花見が企画される。その花見は幸子(伊藤沙莉)に周作(松坂桃李)の同僚・成瀬(篠原篤)を紹介するという重大な会でもあった。
一行が公園に向かうと大勢の市民が桜を楽しんでいる。いつ空襲に遭うかわからない非常時だが、考えることは一緒らしい。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)は満開の桜に心が和む。
しかし、すずは人ごみの中にリン(二階堂ふみ)を見つけてしまい、逆に心乱れる。初対面の幸子と成瀬を皆で盛りたてる中、すずは家族の輪から離れリンと接触する。お互いに言いたいことはあるのだが、すずとリンの会話は噛み合わない。しかし、すずはリンに全てを見透かされている気がして…。
花見からしばらく経ったある日、ラジオから工場が爆撃されたというニュースが。その工場には円太郎(田口トモロヲ)が勤めている。被害は軽微だと報道されているが、帰宅した周作は職場で壊滅的だと聞いたという。
さらに、文官だった周作が武官になることになり、教練のため三ヶ月ほど家に帰れないという。突然の報告にすずは絶句する。
引用:ドラマ公式サイト
「この世界の片隅に」第6話 感想
当サイト読者の方から寄せられた、
「この世界の片隅に」第6話の感想をご紹介します。
いよいよ戦争が現実を伴なって日本の本土を襲い始め「東洋一の軍港」と言われる呉に住む人々にも牙をむき始めます。
まず束の間の休息のように描かれている桜のシーンが美しく、すずとリンのやりとりが儚さをたたえていて切なく思いました。
別れ際の演出から、もしかするともう二人は合うことはないのではと思うと、余計に寂しく感じてしまいました。
また体が弱いため泣く泣く文官になった周作にも武官になるようにとの命令が下り、教練を受けなくてはならないというシーンも夫婦のやりとりに加えて戦況の悪さが垣間見えるような気がして、それを知っている周作がどんな思いですずに打ち明けているのかと思うと胸が痛くなりました。
呉にも空襲警報が発令されるようになり、市民のあいだにも戦争の被害が大きくなり始めたことで、その中で日常生活を送っていくことの大変さが見えたような気がします。
径子が長男の住む下関に向かいたくなる気持ちも分かりますし、晴美の無邪気さを思うと最後のシーンは見るのがつらくなります。
匿名さん 30代男性
すずが今は亡き父に手紙を書くというナレーション、また日常を離れてリンと語り合うという行為から、わかりやすく戦争中の日常が見えてきました。
細かく「もしも」の時を家族で相談したり備蓄したりしている姿は、戦時中でなくても現代でも、震災などを見据えて必要なことだな、と思わせてくれくれました。
リンとすずが肝心の周作のことを口に出さず仲良くおしゃべりし、また周作とすずも過去のことは飲み込んで今を生きているところは、今の日本人とは違った奥ゆかしさを感じました。
空襲で不発弾に合ったすずと晴美のシーンで再来週まで中断、というのは少々つらいですが、是非すずには気を強く持ってくじけず笑顔を取り戻してもらいたいな、と思います。
匿名さん 40代女性
最初の空襲で倒れたように爆睡した円太郎を笑っていたのにその後、働いている工場が爆撃にあって円太郎の消息が分からなくなってしまったときの北条家の異常なまでの落ち着いた感じにとても違和感を感じましたが、国のために戦うわが子を笑顔で見送るのが当たり前だった当時は最悪な状況を瞬時に理解して納得なければいけなかったのかなと思うとすごく胸が苦しくなりました。
さらに円太郎の消息が分からないときに武官になるための訓練のために周作まで家を離れなければならなくなったときは、どれほど心細い思いをしてもそれを嫌とは言えない時代だということに目を背けたくなりました。
なので円太郎が見つかって一人で泣くんだと言って怒ったような笑ったような声を響かせていたサンの気持ちが痛いほど伝わり、無事に見つかって本当によかったと思いました。
匿名さん 30代女性
すずと晴美をかばった円太郎が起き上がらなかったシーンは、彼が死んでしまったのかと思いましたが、まさか寝ていただけという展開は呆れましたがほっとしました。
幸子が成瀬と会う前にウキウキしていたのが印象的でした。周作のことがずっと好きだったので、てっきり面食いなのかと思っていたのですが・・・成瀬とうまくいけばいいなと思えるシーンでした。
また、今までにもすずと晴美が話をするシーンが何度も登場しましたが、すずがずっと晴美に対して敬語で話しているのが気になります。
すずの性格のせいなのかもしれませんが、二人の会話シーンは本当の姉妹のように思える部分もあり、なんともいえない独特な雰囲気が漂ってきて、毎回楽しみなシーンでもあります。
匿名さん 40代男性
6話でどんどん戦争の渦が根深くなってきた印象だった。松本穂香も丁寧にすずを好演しており、話数を進める度にどんどん逞しくなっている印象だ。
また、リンとの三角関係も結構深く触れられていて、この辺も満足度は高い。また、お花見の後のリンの行方も気になるところだ。
径子は一見、気丈に振舞っているものの、離縁や奉公などもあり、複雑な事情がある難役を尾野真千子は熱演している。彼女のハマり役なのではないだろうか。
また、少し残念なのが、榮倉奈々の現代シーン。彼女が東京からわざわざ広島に来る必然性をそこまで感じられない。北條と名乗る香川京子との接点も弱いし、今後明らかになるだろうけど、何者なのか。でもあんまり関心高くないなぁ、と思う。
戦後の北條夫妻もドラマオリジナルで見てみたい気もする。
匿名さん 20代女性
各回の感想
前回までの放送回の感想はこちらで確認できます。
オンエアを見逃しても大丈夫!
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再放送はあるの?
ドラマ「この世界の片隅に」の再放送はいつ?
と気になるところですが、
今のところ放送日程は決まっていません。
再放送日時が判明したら、こちらで更新してお知らせします。
まとめ
「この世界の片隅に」のオンエアを見逃してしまったら、ネットで視聴できます。
オンエア後1週間以内なら
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