2020年1月期のNHKドラマ「ハムラアキラ」。
3月6日に最終回「悪いうさぎ Z」が放送されました。
なんと携帯電話も通じないようなゴミの違法投棄場所に放置されることになった葉村晶(シシド・カフカ)。
普段大騒ぎしない晶が、雷雨の中我慢できなくなって助けを呼ぶシーンにはハッとしてしまいました。
2度の拉致を乗り越えたのだから、意外に「不運」でもなかった晶です。
岡田正太郎(間宮祥太朗)が犯人側の人間ではなく、父親を含む68会に利用されて、憎む立場だったのには安心しました。
晶の最後の決めゼリフ、『人は私を世界で最も不運な探偵と呼ぶ…まぁ、それも悪くない』がカッコよかったです!
そんな最終回(2020年3月6日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、ネタバレを含むあらすじも紹介していきますよ。
「ハムラアキラ」最終回 あらすじ
手繰り寄せた真実は想像を絶する“悪意”だった・・・ 葉村がこん身の一撃をはなつ人物とは・・・。
シリーズ最大のクライマックス 葉村の怒りが頂点に!
葉村晶(シシド・カフカ)はミチル(井頭愛海)から手渡された昔の写真から調査中の事件の裏に岡田(間宮祥太朗)が暗躍しているのではないかと疑い始める。
そんな折、美和の母・亜寿美(筒井真理子)から至急の電話があり、飛び出した葉村は、突然後ろから襲われ監禁されてしまう。
なんとか逃げ延びた葉村だったが亜寿美が自殺したことを知り、ミチルにもつらくあたってしまう。
岡田に詰め寄る葉村は、滝沢(大鶴義丹)や野中(羽場裕一)が良からぬ「ゲーム」をしていることを知るが、その詳細は分からないまま。
その時、行方知れずになっていたミチルが「ゲーム」に参加するという情報を得て・・・。
引用:ドラマ公式サイト
「ハムラアキラ」最終回 感想とネタバレ
当サイト読者の方から寄せられた、
「ハムラアキラ」最終回の感想をご紹介します。
「悪いうさぎ」事件は、晶によるミチルの救出劇で完結!
猟銃の扱いをいつの間に…?!しかし銃が似合いすぎるよ…。最終回もアキラさんを愛でて終わった。
悪いうさぎXYZ
原作のエグさと荒唐無稽さをうまく濾してアキラ無双で終わらせたのはこのドラマの最終回としてとてもよかったと思う。
珠洲の事に加え、カナと美和のことも抱えてアキラは生きていくのだな。時々カレー食べに行くといいよね。
監禁から戻った晶はさすがに憔悴、孤立主義が復活してミチル(井頭愛海)も富山店長(中村梅雀)も腫れものに触る状態でした。
そんな晶に冷たくされたミチルが、どんな気持ちで「私もゲームに参加したい」と言ったのか考えると、胸が締め付けられるような気がしました。
自分の友人たちだけでなく、なついていた晶をも苦しめたことが許せなくて、事件を内側から事件を暴くつもりになっていたのでしょうね。
しかし、事件は実の娘をも誤って殺してしまうという、とんでもない殺人ハンティングゲームに起因していたのでした。
廃トラックのコンテナに閉じ込められるし、山荘で拘束され黒ウサギにされるはで、存分に「不運な探偵」ぶりを発揮した晶。
美和は殺されていましたが、無事ピンクウサギのミチルを救出し、68会を追いつめることに成功してよかったです!
苦しい立場の正太郎
え? とか ん? とか
やたら艶っぽいよね。
表情も何もかも良すぎてしんどい…
(自分の語彙力のなさに嫌気がさす)
続編やらんか?NHK
もしくはDVD出さんか??
正太郎くんとの進展も期待するけど、まぁこのままのがいいのか。
続編期待したいですね。
お手紙書こう。
「遺伝子だけ認められた息子」だった岡田正太郎。
自分の努力が全て「俺の優秀な遺伝子」だと父親に言われてしまうと、もう恨むしかなくなりますよね。
最後は事件解決に向けて、晶と正太郎が協力関係に戻ったのでホッとしました!
家族に厄介な姉・珠洲を押し付けられた末妹だった晶に、正太郎が関心を持っていた理由もわかる気がしました。
おそらく、辛い立場にありながらも、ミステリ書店員と探偵の二足のワラジで自由気ままに生きているように見える晶に憧れたのではないでしょうか。
視聴者としては残念ながら、エンディングまで恋愛関係には結びつかない2人なのでした。
5人の名悪役がスゴイ!68会
悲しい闇夜をほんのり照らすうさぎ。
そのものだったね。
続編あればいいなあ
シシドカフカが美しくてタフでかっこいい。最後まで豪華な俳優陣で
良きドラマでした。
神尾佑さん好きです😳❤️
年配のベテラン俳優陣を使いたい方だといってもいい感じの「68会」。
5人のメンバーの中でも上下関係や恨み妬みが渦巻いている状況なのに、背筋が寒くなる気がしました。
野中(羽場裕一)は生まれながらに裕福な滝沢(大鶴義丹)・山辺(神尾佑)を操り殺人ゲームにのめり込ませ、失業した大黒(田中要次)はゲームを支えながら自分に仕事をくれた滝沢が娘美和を撃ち殺したのをあざ笑う。
下っ端の立場にあった平(木下ほうか)は、娘ミチルが行動を起こすまで見ぬふりを重ねていたわけですね。
そんな忌々しさが際立っているのも、ベテラン5人の役者さんのアブラっこくドス黒い演技が見ごたえありだからだと思いました。
エリート意識が高いと、他者への尊厳を簡単に忘れられるのか…胸くそ悪い事件でした。
未解決?!続編があれば知りたい謎
今日もめちゃくちゃかっこよかった。毎週楽しみにしていたので終わってしまって寂しいです(>_<)
ドラマのなかで登場する本も気になって観ていました。〈MURDER BEAR BOOKSHOP〉のようなミステリ専門書店が近所にあれば、常連になりたいといつも夢想しています。
「悪いうさぎ」事件は一応解決し、ミチルも無事母親のもとに戻っていった今回のエンディング。
クリスマスムードで刑事や常連たちが和気あいあいの書店風景はいい終わり方でしたが…。
しかし、物足りないところも多々ありますよね。
- 晶の姉・珠洲に関する後追い情報があるのか否か(「濃紺の悪魔」による)
- ミチルと亡き兄しか認めない母親との関係修復なるか
- エンディングで「チーム白熊」に村木が持ち込んだ依頼
- 晶と正太郎の今後の関係
ちょっと考えてもこれぐらい思いつきます。
SNSでも続編希望の声が高く、また「ミステリ書店と白熊探偵社の雰囲気たっぷりなセットが今回限りなのは惜しい!」というコメントも見られました。
これは今後を期待したいところです。
「ハムラアキラ」これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ハムラアキラ」放送後の感想を紹介しています。
- 「ハムラアキラ」第1話の感想
- 「ハムラアキラ」第2話の感想
- 「ハムラアキラ」第3話の感想
- 「ハムラアキラ」第4話の感想
- 「ハムラアキラ」第5話の感想
- 「ハムラアキラ」第6話の感想
- 「ハムラアキラ」最終回の感想
ハムラアキラを見逃しても、全話がネットで視聴できます。
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まとめ
「悪いうさぎ」事件の顛末は想像以上に忌々しいものでしたが、晶もミチルも無事新たな一歩を踏み出せましたし、正太郎も失脚することはなさそうです。
原作よりも良かったのではないかと思える、一応めでたしめでたしのエンディングでした。
大人びたクールなイメージながら、心は優しくカッコいい、シシド・カフカ演じる探偵・晶。
「不運な探偵」ということでしたが、無事監禁からも救出されましたし、孤独なようでいて無事を喜んでくれる仲間も多いことが判明しました。
正太郎やミチルが心を動かされる魅力を持った晶の今後がぜひ見たいので、シリーズ化すると嬉しいですね!
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