ハムラアキラ【第6話感想】エリート岡田管理官(間宮祥太朗)は何者?

NHKドラマ「ハムラアキラ」視聴者の感想

2020年1月期のNHKドラマ「ハムラアキラ」。

2月28日に第6回「悪いうさぎ Y」が放送されました。
 

不良ぶっていたJKたちが、“カナ”こと佳奈も含めてとても不幸な境遇にいたということが語られ、家出少女を取り巻くリアルな闇に心が痛くなりました。

しかし、実際の殺人や失踪事件は夜遊びの中にではなく、父親たちのエリート同窓会「68会」にこそ犯罪の原因があることが見えてきましたね。

原作を知っている人はジリジリしていたかと思いますが、ドラマの葉村晶(シシド・カフカ)もようやく真相に近づきつつあります。

また、岡田正太郎(間宮祥太朗)の暗躍も気になるところでした!

 
そんな第6話(2020年2月28日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。

また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。

「ハムラアキラ」第6話 あらすじ

女子高生殺害事件は、思わぬ展開へ。家出少女たちの暗い闇とは・・・
 

滝沢(大鶴義丹)の娘・美和(田中珠里)の行方捜しは進まず、またミチルの友人・綾(小野花梨)が殺された事件との関連も確かめられず、なかなか真相にたどり着けない葉村晶(シシド・カフカ)。

そんな中、富山(中村梅雀)らが新たな鍵となりそうな情報をもたらす。

カナ(黒崎レイナ)という若い女性が美和や綾とつるんでいたというのだ。

カナのことをミチル(井頭愛海)に尋ねるが要領を得ない。
 

そんな時、ミチルの父・義光から「この件が落ち着くまでミチルと一緒にいてほしい」と強引に依頼され、葉村はミチルと探偵事務所での同居生活を開始することになる。

そしてミチルの悲しき境遇を知ることになり…。

引用:ドラマ公式サイト

 

「ハムラアキラ」第6話 感想とネタバレ

当サイト読者の方から寄せられた、
「ハムラアキラ」第6話の感想をご紹介します。

 

美和たちJK4人の闇!

家族に恵まれず姉に殺されかけた過去のある葉村、兄の面影を求められ続けるミチル、潤沢な小遣いを貰いこそすれ居場所のない美和、家出少女のアヤとカナ、そして元家出娘のアケミ。家出少女の物語としてのハードボイルドに帰結するというこの…この…!

 

常連の面々ウザいと思ってたのに
あけみちゃんのあげた本
偽善でも何かのきっかけになるかもしれないね
家出少女の居ない世界になるといいね

 

今週のカフカさん。毎週が美。
援交おじさん探してる家出少女に本と一万円あげて本読むバイトだからホテルで読んでねっていうキャバ嬢のアケミちゃんにホロっとしつつ最後あぁ…ってなったな……。

 

あの女の子たちが、「やべーー字ばっかりじゃんムリムリwwww」とか言いながら読み出したら意外と夢中になってるのを想像して泣いてる

 

  • 平ミチル(井頭愛海)
    母親に亡き兄・ミツルと同一視されショートカットを強要、精神的DVを受けている
  • 滝沢美和(田中珠里)
    裕福だが両親の無関心で愛情に飢えている。正義感が空回りして地雷を踏んだ?
  • 柳瀬綾(小野花梨)
    貧乏?家出少女?佳奈・美和の失踪を探ろうとして、ヤク中の元カレによる殺害を偽装された
  • 水地佳奈(黒崎レイナ)
    離婚家庭。家出少女を搾取していたらしい、「いいバイト」で罠にはまり死亡?

 
天真爛漫なはずの少女たちがこのようにそれぞれの不幸にはまっていること、ミチルすら安全ではないことが判明し、怖くなってきた第6回でした。

また「佳奈探し」の過程で家出少女によるエンコウなどの現状について赤裸々に描かれ、口の中に苦いものが広がる気がしました。

そっと2人だけでも少女を救おうとした、キャバ嬢のアケミ(大後寿々花)を晶が肯定した時には、少しもらい泣きしてしまいました。

偽善ではなく、「ささやかな1歩」ですよね。

アケミ自身が闇落ちを富山店長(中村梅雀)に救ってもらったというのも、いい挿入エピソードでしたね!

 

バブルエリート集団「68会」から見えるものは?

怖いなー。父親が机叩いたときにビビったのハムラさんだけ。妻も娘も驚きもしてない。いかに父親が暴れるのが日常かってことだ。

 

木下ほうかがいつも以上に暗い役だな・・

 

怪しさフルコンボ的な野中という男

 

ドラマ「ハムラアキラ」6話。
ハンティングの話出てからもしやと思ったけど割のいい仕事ときたら人間狩だよね。ミステリー見てると色んな展開を予想するんだけど、最後の森見たらあ〜って。
間宮くんはギャグ系ドラマよりシリアスの方が綺麗さ倍増(^^)
あと俳優としての小山力也さんも元気溌剌だった

 
美和の父・滝沢喜代志(大鶴義丹)やミチルの父・平義晃(木下ほうか)だけでなく、野中(羽場裕一)・大黒(田中要次)・山辺(神尾佑)らも参加していたという、アメリカ留学帰りの「68会」。

「バブル期」、「狩猟が趣味」というだけで、色眼鏡で見たくなるところですが…もはや悪党仲間確定ですね。

晶は「美和の母が保険金を狙っていた」という路線も捨てがたく思ったようですが、それでは綾や佳奈が浮いてしまいます。

ココはやはり、“家出少女(悪いうさぎ)→ワリのいいバイト→ハンティング”というふうにつながるとしか思えません!
 

滝沢喜代志が美和と家出少女たちが付き合うことを毛嫌いしたのもそれが原因、平義晃が「コトが片付くまで」とミチルの身を心配して晶に預けたのも、娘が“うさぎ”に気づくことを恐れたのでしょう。

しかし、今回のエンディングで佳奈の死は確定の様子、またミチルが“ワリのいいバイト”について気づいている可能性もあります。

この後さらなる悲劇が起きるのか、まだまだ予測がつきません!

 

岡田正太郎がキーパーソンに昇格!?

何か知っていそうな管理官

 

親と子の苗字が違うこともある。岡田管理官はそう言ってた。実感こもった感じで。

 

今期一推しのハムラアキラ岡田管理官、この若さで年上のお付きの人を伴うエリート警視なんですけど酔ったら「知性が品性をつくっちゃってるんでしょうね」なんて嘯いて一匹狼な女探偵と協力関係を築くっていう超そそられる男なんですよ… もう来週最終回ってことで溢れる愛を晒しとく…

 

「悪いうさぎY」Zに向けて速度をあげてきた感じで面白かった。
間宮祥太朗をこういう形で68会に絡めてくるとは…
小説と異なる着地になりそうだな。

 
なんと、俄然悪い方にクローズアップされてきた、オリジナルキャラクターの岡田正太郎です。

単なるミステリー好きのエリート警視殿ではなかったのですね。

速見刑事(津田寛治)の発言が、ただの嫌味ではなかったのはちょっと意外でしたが(苦笑)、どうやら前回68会の山辺と密会していたのも、血縁関係をタテに何かを要求されたのでしょう。
 

しかし、正太郎はその後酔って晶の前に現れたとき、「自分はセレブではない」的なことを言っていましたよね。

苗字も山辺ではなく岡田ですし、察するに離婚家庭か庶子であるなどの事情があるのでしょうか。

 

「ハムラアキラ」次回(最終回)の見どころ

X・Yと意外にも無傷だった晶ですが、ついに最終回「悪いうさぎZ」では事件の核心に迫り、誘拐・監禁される事態になる様子です。

やはり岡田正太郎の裏切りが、晶を窮地に追い詰めるのでしょうか。

主人公は死なない…とは思いますが、自力で出するのか、ミチルや常連たちの救出活動が成功するのか、興味津々です。

 

「ハムラアキラ」これまでの視聴者の感想

当サイト読者の方から寄せられた「ハムラアキラ」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。

 
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まとめ

勘違いエリートたちの悪ふざけが殺人にまで発展したと思われる「悪いうさぎ」事件。

正直、自分の娘が危ない橋を渡ることになるまでドギツイ趣味に身を投じる奴らの気持ちが理解できないので、後味が悪そうな見通ししか立たないですね。

でもせっかくのドラマ化ですから、シシド・カフカのパワーで少しでも明るい未来を示唆する事件解決となってほしいです。

綾・佳奈・美和そしてミチル…様々な不幸の犠牲者ではありますが、ミチルと美和には最後まで無事でいてほしいです。

 

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