NHKで金曜放送のドラマ10「トクサツガガガ」。最終回が3/1に放送されました。
最終回にふさわしい“円満解決”という温かい雰囲気でしたね。
挿入とはいえ、特撮ヒーロー「ジュウオウワン」シリーズも完結を迎えた感じが出ていて、さすがおろそかにしないな、NHK!という感じでした。
それでは最終回の見どころや感想、ネットでの評判を交えてお伝えします。ネタバレやあらすじもあわせて紹介していくのでお楽しみに!
目次
「トクサツガガガ」最終回のあらすじ
仲村叶(小芝風花)は大切なフィギュアをお母ちゃん(松下由樹)に壊され、大喧嘩をしてしまう。その上、吉田さん(倉科カナ)とは気まずくなり、ダミアン(寺田心)には嘘つきと呼ばれ落ち込む。
そんなある日、兄ちゃん(渡部豪太)から渡された古いエマージェイソンのビデオを見て、叶は自分が幼少期からどんなに特撮が好きだったかを思い出す。
北代さん(木南晴夏)の計らいで吉田さんとも仲直りできた。
残るはお母ちゃんとの関係だが…
引用:ドラマ公式サイト
「トクサツガガガ」最終回の感想
当サイト読者の方から寄せられた、「トクサツガガガ」最終回の感想をご紹介します。
小芝風花の演技が光る!
最終回を迎えて、改めて仲村叶役・小芝風花の演技のすごさ、細やかさに感動しました!
前回からの、母親にビンタしてしまうシーンも、本気100%という感じで、息を飲んでしまったのですが…。オンの時とオフの時の演じ分け、大人と高校生時代の演じ分けなど、きっちり仕上げていますね。
唇がぴくぴくしていたり、涙をにじませたりもわざとらしさがなく、すごく見入ってしまいました。
もともと演技の評価が高い女優さんですが、今回のヒロイン・叶役で、さらに名をあげたことは間違いないですね!
叶と友人との仲直り
まずは母との対決でおざなりになっていた、吉田さんとの仲直りです。
何と吉田さんが、実は全くぶれていなかったのが、面白かったです。
- 逃げ出したのは、彼が一緒だからじゃなく、子供が苦手だから
- 忙しかったのは、やっぱり彼がいたからじゃなく、本当に写真の学校に行っているから
- 弁解したかったのではなく、彼がヒーローに激似だったのを語りたかったから
驚くほどサクサクと、叶と世の吉田ファンから疑惑を除いてくれました!
こういう吹っ切れた女性って、すごく素敵です。是非叶とも、ユニコーン役似(?)の彼氏とも、末永く仲良くしてほしいですね。
仲直りを取り持った、北代さんもグッジョブ!でした。
そして、一度は失望させてしまった、ダミアン少年との仲直りもいい雰囲気でした。
「(ジュウオウワンから)あきらめないことを教わったよ」というのは殺し文句だと思います。
少年のファン精神に訴え、かつ親との直接交渉は本人に任せるという、いい方向性を打ち出しました!
“ジュウオウワン”ヒーロー4人がかり…という勢いでは、ダミアン少年も納得してしまいますね。
ダミアン少年役の寺田心くんも、いい演技でした。表情が明るくなっていく様子、不信感が解けていく感じがよく出ていました。
叶、母とも和解する
母娘断絶したままで済まさないのがNHK、いやいや我らが叶のいいところです。
記念すべき高校生活最後の“エマージェイソン”との再会で「好きなものは好き」という気持ちを燃え上がらせた叶。
里帰りをしただけでも偉いな、と思うのですが、さらに大事なことに気が付きますよね。
自分が可愛いものを嫌うたびに、母親の「好きなもの」も否定して、傷つけていたのだということです。
前回のあれほどのタンカを言葉で弁解せず、そっとうさぎのぬいぐるみを差し出した叶と、万感の思いで受け取った母親。
「なにこんなモノでごまかそうとしているの!?」などと言われなくて、ホッとしました。
ウルウルっときてしまいました。これからはきっと、いい距離感になりますよね!
まとめ
母親とも和解の兆しが見えてきて、仲間を得た叶の強さが頼もしい、最終回の感想をお届けしました。
オタクのみならず、ちょっとこだわりがある人、職場に居場所が作りにくい人など、すべての人を励ます内容の「トクサツガガガ」でしたね!
最後に特撮ヒーロー役のカメオ出演的な話題で締めたいと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
「トクサツガガガ」これまでの視聴者の感想
当サイト読者の皆さんが書いてくださった視聴後の感想をお届けしています。
ドラマ本編とあわせて2度楽しめますよ。全放送回の感想を振り返って楽しんでください!
- 「トクサツガガガ」第1話の感想
- 「トクサツガガガ」第2話の感想
- 「トクサツガガガ」第3話の感想
- 「トクサツガガガ」第4話の感想
- 「トクサツガガガ」第5話の感想
- 「トクサツガガガ」第6話の感想
- 「トクサツガガガ」最終回の感想