真田丸 矢沢三十郎は信繁の右腕!ムードメーカー迫田孝也が語る役作り

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出典:iwabitsu-sanadamaru.com

大坂の陣で信繁と敵対する真田家第一の家臣

信繁に付き従う側近として毎回登場している矢沢三十郎。第14話『大坂』での信繁との熱いやりとりに感動した視聴者も多かったようです。

ここでは、演じる迫田孝也さんが語った役作りのポイントを紐解いてみたいと思います。

矢沢三十郎とは?

岩櫃城代や沼田城代を務めた矢沢頼綱の息子。昌幸や信尹のいとこ。名は頼幸(頼康)。

ときに大胆な行動に出る信繁に振り回されることも多いが、信繁の才器を誰よりも理解し常にそばに仕えている。信繁が上杉景勝へ人質に出された際には警護として同行する。

第一次上田合戦では、景勝からの援軍とともに徳川勢を敗走させたと伝えられる。しかし関ヶ原の戦いのあとは、真田家の当主となった信幸に仕え、大坂の陣では大坂城に入った信繁と敵対した。

迫田孝也が語る役作りの秘密

真田丸のクランクインは、源次郎(信繁)様と三十郎が森のなかを進んでいくという第1話の冒頭シーンからでした。その場面の台本を読んだ当初、僕は三十郎が太刀を装着していなかったと考えていました。ところが、源次郎役の堺さんから「三十郎が太刀を佩いていたら、それをどう扱っていたのかな」と話を振られたんです。「三十郎は太刀の扱いにまだ慣れていないけれど、太刀に対する強いこだわりもあったんじゃないか」などと堺さんと会話をするうちに、「ここは太刀を身につけてやってみよう」という流れになったんです。このときから三十郎の太刀に対する思いがガラッと変わりました。初日に堺さんからいただいたヒントで、三十郎のキャラクターの芯をつかんだ気がしています。

そんな三十郎は、源次郎様と一緒に馬に乗ることも多いので、4か月くらい馬の稽古に励みました。馬は賢いんですよね。僕が馬に乗れないことを、ちゃんとわかっているんです(笑)。初日は馬上からおなかを蹴って合図を送っても、全然動いてくれませんでした。もちろん稽古を重ねるごとに徐々に上達するのですが、うまくなったらなったで、ありがたいことに馬の方から次の課題を出してくるわけです(笑)。壁にぶつかりながら成長しました。おかげさまで吹き替えなく、堺さんとふたりで馬を駆るシーンもなかなかいい映像になったのではないかと自負しています。

ロケのあいだは毎日といっていいくらい堺さんに誘っていただいて、上田や小淵沢などで一緒にご飯を食べながら、いろいろなお話をさせていただきました。三十郎役を仰せつかって、堺さんの芝居をそばで拝見して、毎日が本当に充実しています。

でも、そんな堺さんが演じる源次郎様と、三十郎はやがてお別れすることになるんですよね。心酔していた源次郎様と、どういう顔で別れを迎えることになるのか、今から楽しみでなりません。

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