真田丸北条氏直はヤンキー＆バカ息子キャラ？細田善彦が語る役作り

出典：www.alpha-agency.com

北条氏政の嫡男ながらダメ息子キャラとして描かれている北条氏直。そのキャラ設定から”ヤンキー”と呼ばれてしまっています。

ここでは、演じる細田善彦さんがインタビューで語った役作りのポイントをご紹介します。

北条氏直とは？
1. 細田善彦が語る役作りのポイント
ネットの反応

北条氏直とは？

小田原北条家5代目当主。母の黄梅院は武田信玄の娘で、氏直は信玄の孫にあたる。織田信長の没後、徳川家康と対立するが和睦し、家康の娘・督姫を妻に迎える。

しかし、真田昌幸の支城だった名胡桃城を氏直の家臣が奪取するという事件が発生。豊臣秀吉が発した惣無事令に違反するとして小田原城を包囲攻撃され、敗れて高野山に追放された。

細田善彦が語る役作りのポイント

北条氏直は由緒ある北条家の後継者です。とにかく自分の家がいちばんだと思っていますので、真田氏はもちろんのこと、上杉氏や徳川氏といったほかの武将のことなど興味もなかったと思うんですよね。

先日に撮影したシーンでは、ひざまずく武将たちに氏直として高圧的な態度をとって睨みをきかせるようにと監督から言われていたのですが、昌幸を演じるのが草刈さん、出浦が寺島さん、室賀が西村さんで、その圧迫感たるやものすごいものでした（笑）。リハーサルでは諸先輩方を虫けらのように見るという難題をふっかけられて冷や汗をかきましたが、なんとか本番はうまくいったのではないかなと思います。

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そんな氏直は、父の氏政に認められること、そして家を大きくすることに邁進していって、周りの者たちを排除しようとします。世間知らずのうえ怖いもの知らずで、いちばん近くで見ていた氏政の戦法を模倣するのですが、氏直はその父がしなかったことをあえて実行しようとするんですよね。しかし交渉や戦の回数では圧倒的に氏政に負けていて、修羅場もくぐったことがないため、出す駒がなく、相談する相手もいないんです。そういうジレンマに苦しみながら父のあとを追っていくうちに、まっすぐに進んでいたはずが滅びの道へと迷いこんでしまっていたんです。これは、もはや皮肉としか言いようがないですよね。

クランクインの前には北条氏ゆかりの小田原を訪ねて、氏直のお墓参りや、町の散策などをしました。その際におみやげ店をのぞいたら、早雲や氏康グッズはあるのに、氏直のグッズがなかったんです。戦国時代を舞台としたゲームでも、氏直は弱い武将だと位置づけられているそうです。僕が『真田丸』で氏直として強烈な印象を残せば、彼の見方も変わるかもしれません。そんな淡い期待をいだきつつ、まっすぐに氏直を演じたいと思います。

ネットの反応

#真田丸氏直のキレ芸すき

— くらげのほね (@chanohito) 2016年3月13日

あの氏政にしてこの氏直ありだよなー。親子だわー。 #真田丸

— みき (@miki_scarlet) 2016年3月13日

北条氏直役の細田善彦くんが大好きなので日本史はあまり詳しくないけれど、毎週真田丸が楽しみすぎます🏯🎎😂 #真田丸

— ちひろ (@chipifoi_28) 2016年3月13日

矢沢頼綱 500 vs 北条氏直 6000 #真田丸

— 【→松山城】ソーラーさんﾐ｡･ω･｡ﾐ (@solarsuzuki) 2016年3月13日

頭があんまり良くない枠に氏直に続いて秀次が入ったんだけど、今後この二人がどう動かされるのかが興味深い。 #真田丸

— 夏時雨 (@natsu_shigure) 2016年4月17日

北条氏直、わかりやすい男よ。わしの逆のことしか言わん。昌幸『第八話 "調略"』より #真田丸

— 大河ドラマ『真田丸』名(迷)言bot (@sanada_meigen) 2016年4月16日

ホッホッホッ、本日20：00より真田丸ぞ
視聴せぬ者は放送開始から放送終了時まで氏直になじられ続ける#真田丸 pic.twitter.com/utSTtX3pbb

— 北条氏政 (@nidojiru) 2016年3月27日

秀次と氏直のアホぼんコンビがわちゃわちゃしてるの見たい。気合いそう。 #真田丸

— クロハラ (@d_kurohara) 2016年4月23日

あなたのストレスの種は？

信幸「言いたくはないが父上じゃ」
家康「真田安房守じゃ」
室賀「真田昌幸！あの者は好かん！」
氏直「真田昌幸に決まっておるわああああ＠％Д＆♂！！！」#真田丸

— 松本太郎助 (@dameningen1gou) 2016年3月13日

氏直さんはご隠居と話すときは生真面目な息子って感じの受け答えなのに、家臣一堂の前ではおとうさんのクセモノっぽい喋り方になってて、イッパイイッパイな若者感が出てて大変良いですな #真田丸

— 熊野 (@matsukazeyuya7) 2016年3月19日

昨晩は #真田丸に影響されて、後北条氏をひたすらwikiってました。氏政って愚将って言われてたけど、真田丸ではなかなかのキレっぷりですよね。北条氏政・氏直親子の「近所に住んでたら嫌な親子」っぷりがじわじわ来てます。

— ryuskey (@ryuskey) 2016年3月20日

信繫はもう、景勝さまが怒らないと分かってて言いたい放題やな ww これが氏直くんだったりしてみろよ、もうカンカンだよ！！ #真田丸

— しましま(朝ドラ丸) (@20years_later_) 2016年4月2日

そういえば今日の氏直くん、荒々しく歩きながら畳の縁を踏まないようにしてて、あー本当はけっこう小心者な感じーって、見ていてほんわかしましたです。 #真田丸

— アサナミ (@nagi_asanami) 2016年3月13日

北条もいい。
降りてきた氏直の後ろにゆらりと立った氏政様のシーンの構図好きだよ。
振り向いた氏直越しの氏政様。
北条はご隠居が動かしてる。#真田丸

— くっきぃ (@cookiw) 2016年3月13日

北条氏政、徳川との和睦交渉で上野を得ているにも関わらず、使いを出させ殺されている
これ、戦国でも攻めるには大義名分がいる、そして手順を踏んでいることに注意
そのやり方が正当な当主氏直に指示させて後見してると見せつつアホ息子が無策で使いを出すと見越しているのが鬼畜ではある　#真田丸

— 紅葉饅頭2@政治野球宗教お断り (@momi_man2) 2016年3月13日

歴代大河ドラマの豊臣秀次の中で一番印象的なのは『独眼竜政宗』で陣内孝則が演じた秀次かな。やたらにハイテンションで、クセのあるキャラ。『真田丸』での北条氏直に近いかなと思う。あと、勝新の秀吉も独特な迫力があった。#真田丸 #独眼竜政宗

— 電羊齋　摂津衆 (@honin_info) 2016年4月21日

#真田丸　の羽柴秀次が今までの「偉大な父を持ち、その父に近づこうともがく息子たち」な武田勝頼、織田信忠、北条氏直とは違い、重圧や緊張感がないどころかおバカな感じに描かれたのはなぜか？秀次が秀吉の甥だからかな？意味があってこのキャラ設定になったのだから、秀次の今後が気になる。

— ふく (@93owo) 2016年4月18日

#真田丸における武田勝頼、北条氏直の扱いを見るに、いわゆるテンプレ的な秀忠像は外してきそうな雰囲気なので、登場が楽しみです

— ohagi③ (@Mandorider) 2016年3月26日

全編通して真田丸は子供達が無茶苦茶すごい親へどう立ち向かっていくかみたいなテーマが見えて面白い。景勝の謙信公の時は…っていうのとか、勝頼が信玄に謝りながら死んでいったり、氏直の氏政への強烈な同一化とか策を張り巡らす昌幸に対しての信之と信繁の心持ちとか

— とみー (@1108tommy) 2016年3月27日

真田丸って特定の憎まれ役ができにくいドラマだと思う。ラスボスの家康もコミカルな描写が多いし、北条も氏直のキレる若者のような演技や、その性格を逆手にとられて真田に嵌められるのは愛嬌がある。昨日も秀吉の恐ろしさを映すと同時に、これからの豊臣家を知らせて物悲しさが凄い #真田丸

— 遊戯王はいいぞ (@ohtsukisow) 2016年4月18日

九戸が中央の政情に通じず戦をしたのは仕方ないけど、北条の外交下手には呆れるばかり。
秀吉と誼を通じるチャンスはあったのに、氏政・氏直の上洛を拒みその結果が小田原評定。#真田丸

— 秋野直重 (@gorx781539) 2016年4月24日

とにかく理詰めのドラマですね #真田丸もちろん情に訴えるシーンも面白可笑しく哀しく描かれてるけど基本ドライでほんのりシニカル。若者のキャラは色数も少なくてシンプル、年配になればなるほど重層化し複雑化して行くのが面白い。個人的に行く末が気になる若者は北条氏直。

— 隠居 (@saxeblue) 2016年3月21日