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「ラジエーションハウス」3話の感想&ネタバレ|乳がん検査の現実に共感する視聴者続出

月9ドラマ ラジエーションハウス

2019年4月期のフジテレビ月9ドラマ「ラジエーションハウス」。

第3話(2019年4月22日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。

また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。
 

乳がんの疑いがある2人の女性が登場し、たまき(山口紗弥加)が中心の回となっています。

乳がん検診の方法をテーマにしていて、考えさせられる部分も多くありました。

「ラジエーションハウス」第3話 あらすじ

唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院の放射線科入局説明会で挨拶をする杏(本田翼)の姿を見に行く。

堂々と話す杏に見とれる唯織。

しかし、杏が整形外科医の辻村(鈴木伸之)と食事に行ったことを偶然知り、ショックを受けてしまう。
 

同じころ、裕乃(広瀬アリス)は、マンモグラフィ検査に苦戦していた。

そこに、結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子(内山理名)がやってくる。

今日子は、母と祖母がガンに罹患していることから毎年検査を受けていた。

不安そうな今日子を和ませようと話しかける裕乃。

だが、それを聞いていたたまき(山口紗弥加)から「ここはおしゃべりを楽しむ場所じゃない」と叱られてしまう。
 

今日子は、日本人に多いデンスブレスト――乳腺密度が濃い女性だった。

読影した杏は、鏑木(浅野和之)に相談したものの、病変が見つからないことから『異常なし』との診断結果を下す。
 

一方たまきは、友人から相談されたと言って、杏に1枚のマンモ画像を見せる。

杏は、右胸にある腫瘤が悪性の可能性を否定できない、として再検査をした方が良い、とたまきに伝える。
 

そんな中、唯織は、今日子のマンモ画像に目を止める。

何かに気づいた唯織は、今日子の後を追いかけ、なるべく早く超音波検査を受けてほしい、と伝えた。

その夜、たまきは、裕乃に声をかけ、自ら被検者となってマンモグラフィ検査の練習をさせる。

するとたまきは、その画像をこっそり持ち帰り……。

引用:ドラマ公式サイト

 

「ラジエーションハウス」第3話 感想とネタバレ

当サイト読者の方から寄せられた、
「ラジエーションハウス」第3話の感想をご紹介します。

放射線科医の現実

ドラマの冒頭、放射線科の説明をする杏のセリフ。

 

しかし、説明会に来る人はほとんどいません。

病気を治すということをしない放射線科医の人気はイマイチとのこと。

そのせいか人手不足で、杏も鏑木もいつも忙しそうです。
 

実際の医療現場ではどうなのでしょうか。

筆者はドラマを見て放射線科医の重要性を感じたので、その認識が広がってくれることを願います。

本田翼演じる甘春先生
未読の画像件数たくさんで大変そうでしたね😵
検査数が多いのに放射線科医が少ないんです😱
ただ、現在はAIによる診断が進んでます。
乳がんを高精度で見つけてくれますよ🧐
でも、一般化するのはもうちょっと先…。

まさと (@masato_0432)

 
以前ドラマ内で放射線科医と放射線技師の溝のようなものを取り上げていたのですが、杏も放射線科医も臨床医との間に壁を感じている様子でした。
 

アメリカでは医者をリードする医者として、放射線科医の地位も名誉も確立されているそうです。

しかし日本では縁の下の力持ちというか、陰でひたすら読影を続ける感じです。

それでいて、万一読影を間違えば放射線科医のせいになってしまうのかな?と思うと、非常に厳しい世界だと思いました。

皆さんにあまり認知されてないし放射線技師と間違われることもある放射線科医はアメリカではドクターズドクター(医者の医者)って呼ばれてるんだけど詳しいことはラジエーションハウス読んで(丸投げ

阿部梅吉@5/6文フリ【コ40】握手無料 (@abeumekichi)

 

今日子の検査結果は?

今日子はデンスブレスト(乳腺組織が多く存在する乳房)だったため、マンモグラフィ検査ではがんが見つけにくいそうです。

今回のマンモグラフィ検査では病変を見つけられなかったため、杏は「異常なし」と診断したのですが、それはあくまでマンモグラフィでは見つけることが出来なかったということにしかならないとのこと。

そのため唯織は今日子に事情を話し、乳がんを調べるための別のアプローチ法である超音波検査をすすめます。
 

その話を聞いて愕然としました。

マンモグラフィ検査だけをしても、安心とは言えないのですね。

さらに患者にデンスブレストということを説明しなくてもいいなんて…。

唯織のようにすべての情報を伝えてくれるお医者さんって、一体どれくらいいるのでしょうか。

今日子が言っていた通り、医者の言うことをどこまで信じたらいいかわからなくなってしまいますね。

私はたまたま健診受けた病院が良かったのかな。3年前にマンモ受けた時にデンスブレストだと説明されてエコー受けたよ。説明の義務はないなんて驚いた。

ポケットのこびと (@361callinpocket)

 
今日子に超音波検査をすすめる唯織に対する杏の答え。

「日本では半数いるデンスブレストに告知をすると、早急に治療が必要な乳がん患者を見逃すかもしれない」とのこと。

なるほど…そういう考え方もあるのですね。
 

というか、デンスブレストは日本女性の半数もいるのですね。

かなり驚きました。

確かに全員が検査しようとしたら、病院はパンクしてしまうのかもしれません。

しかしそうは言っても、がんは命にかかわる病気なので、やはり超音波も受けるべきでは?と思ってしまいました。

凄く良かったです!日本では半数以上の女性がデンスブレストだという事。雪山の中で白うさぎを探すのに似ている。という例えが素人にもとてもわかりやすくイメージできました。近日中にマンモ受けに行こうと思いました。とてもいいドラマですね✨

まあさ (@masasama8814)

 
超音波検査をした唯織は、さらに造影剤を使った詳細なMRIをしたいと言い出します。

そして…唯織が懸念したように、乳管の中に今日子のがんが見つかってしまうのです。

しかも右胸を全摘という、つらい現実が待っていました。
 

乳がん患者が増えていると聞いてはいても、どうしても他人事と思ってしまいますが、今回は検診の大切さを改めて感じました。

今日子の言う通り、大事な人がいる場合は尚更ですよね。

ただ、唯織がここまで食い下がらなかったら、今日子の乳がんはいつ発見することが出来たのかと思うと怖いです。

 

たまきの検査結果は?

たまきの右胸の超音波結果ですが、こちらは良性の腫瘤だったようです。

今日子のことがあるので、たまきまで乳がんではなくて、ホッとしました。

とはいえ、腫瘤があることは前からわかっていたと思われるたまきの不安は、想像以上だったと思います。

たまきさんの仰臥時での落涙にほろり

ryomuna (@misokanpura)

 
そのたまきの気持ちが全て込められていると思われる、今日子へのセリフ。

普段患者に関わることをしないたまきなので、余計に胸が熱くなりました。

 

たまきの言葉で、今日子も少し気持ちが上向きになったのではないでしょうか。

そしてたまきの婚約者の「帰ろ」も温かくて、救われました…。

唯織が早期発見出来たことが、この二人の未来につながっていくのですね。

ラジエーションハウス。
婚約者が乳がんになってしまって
片方の胸を切除しなければ
ならなくなってしまった。
もしかしたら
婚約を破棄。
されてしまうかもしれない。
状況。

婚約者の言った。
「帰ろ」
に痺れました。
全てを受け入れて
これからも宜しく。
と、いう事。

俊之助 (@toshiosuke)

 

「ラジエーションハウス」次回(第4話)の見どころ

裕乃は高校時代にバスケをしていたようです!

ちょっと意外な過去が判明しました。

その過去と今回の患者さんがどう関わってくるのでしょうか。

次回も唯織の鋭い読影に期待したいです。
 

これまでの視聴者の感想

当サイト読者の方から寄せられた「ラジエーションハウス」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。

 

まとめ

たまきはセーフで、今日子はアウトという結果でした。

筆者も同じ女性として複雑な心境になりましたが、たまきの言葉や今日子の婚約者に救われました。
 

そしてこのドラマが世の女性たちに伝えたいメッセージも感じ、検診の大切さを改めて噛みしめました。

杏と唯織の恋愛は遅々として進みませんが、唯織が患者に対して、真剣で熱い思いを持っていることは杏に伝わりつつあるようです。

ライバルの辻村が気になりますが、杏と唯織はゆっくり少しずつ仲良くなっていけたらいいなと思っています。

 

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