2019年4月期のフジテレビ月9ドラマ「ラジエーションハウス」。
第10話では、杏(本田翼)の父親で元院長の正一(佐戸井けん太)の現在の様子が描かれます。
また病院に診察に訪れた赤ちゃんに、幼児虐待の事実はあるのでしょうか。
そんな第10話(2019年6月10日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。
「ラジエーションハウス」第10話 あらすじ
出勤途中の唯織(窪田正孝)のもとに、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授(Dutch)からメッセージが届く。
人工知能を使った読影補助ソフトを開発することになったピレスは、そのメンバーに唯織を迎えたいと考えていた。
鏑木(浅野和之)は、辻村(鈴木伸之)の父で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)から系列病院の院長を任されたことを家族に報告する。
妻の聡子(梅沢昌代)と娘の加奈子(丸川ゆい)に、給料も倍になるから3人でハワイ旅行に行こう、と嬉しそうに話す鏑木。
そんな折、ラジエーションハウスに杏(本田翼)の父親で、元院長の正一(佐戸井けん太)が突然現れる。正一がうつ病の状態だと知る小野寺(遠藤憲一)やたまき(山口紗弥加)らは、努めて明るく彼を出迎える。
同じころ、辻村は、嶋田茜(西原亜希)の1歳8ヵ月になる息子・光の診察をしていた。
骨折の疑いでレントゲン検査のオーダーを受けた裕乃(広瀬アリス)は、赤ちゃんの検査にしり込みし、軒下(浜野謙太)に助けを求める。
そこで、3ヵ月前にも右上腕骨骨折の疑いで光の検査をしたことを思い出すたまき。
検査の結果、光は鎖骨を骨折しており、虐待の疑いが……。
鏑木は、院長の渚(和久井映見)に辞表を提出する。院長室を後にした鏑木は、椅子に座っていた正一に気づいた。
正一も鏑木に挨拶しようと立ち上がるが、そのとき突然頭痛に襲われ、倒れてしまう。
引用:ドラマ公式サイト
「ラジエーションハウス」第10話 感想とネタバレ
当サイト読者の方から寄せられた、「ラジエーションハウス」第10話の感想をご紹介します。
光は”くる病”だけでなく、神経芽腫も併発していた
辻村は骨折の頻度が多い光について、唯織のもとに相談に訪れる。
辻村が相談に来るなんて。
前回を経て、本当に関係性が変わったのですね。
それから、くる病についても知ることが出来て良かったです。
その後、光の容態がくる病だけでなく、神経芽腫を併発している可能性が出てくる。
専門の小児病院へ搬送するか、搬送中に症状が悪化するリスクがあるので、ここで治療を行うかの選択をしなければならない。
結果、唯織の意見を聞き入れ、鏑木以外の全員一致で唯織にオーダーを出すのだった。
くる病までは予想ついたけど、
神経芽腫っていうのはびっくり!
子どもの胸腹部CTってそんなに難しいのですね。
しかし撮影は無事にうまくいき、またもや唯織のお手柄でしたね。
幼児虐待ではなくて本当にホッとしましたが、そもそも本当に虐待していたら病院には診察に来ないだろうとも思いました。
無事に出術を終えた光。
しかし茜は、自分を責めるのだった。
茜をたまきがフォローする姿が印象的でした。
患者に深く関わらないという彼女のポリシーは、どんどん変わっているようです。
変人扱いだった唯織の行動を皆が先読みして協力体制万全なシーンにもじーん✨とした☺️
赤ちゃんを必死で撮影する技師たち
泣いている光の検査を必死で撮影する技師の姿が描かれる。
赤ちゃんの光を対応する時の、技師のみんなの赤ちゃん言葉(笑)
たまきの顏、怖いけど素敵でした。
それにしても、威能(丸山智己)の抱っこでピタッと泣きやんだのはどうしてでしょうか?
人たらしが赤ちゃんにも効くということ?
その後、唯織の行動を見越して光の追加検査の準備をしていた技師たち。
裕乃の「どうせまた何か見えちゃったんですよね」にも、笑ってしまいました。
けれどその後に、技師たち全員が一丸となって光の検査を行う姿には胸を打たれました。
子どもは自分の意志で呼吸を止められないから、技師の技量によって撮影を行うということも初めて知りました。
まさに一瞬の判断ににかかっているということだったので、撮影のシーンはかなり緊張しました!
そして鏑木から「呼吸の影響もなく、造影も完璧な写真です」と認められる写真が撮れていました。
さすがですね。
鏑木が技師たちを認めた!
渚に退職願を渡す鏑木。
それに対する渚の返しに、思わず笑ってしましました。
「あらやだ?本物?」
「はい!つくば紫にんじん茶」
渚って、前々から鏑木をおちょくるようなところがありますよね。
鏑木の「朝のアレ(退職話)」に対して「つくば紫人参茶」を返す渚とか(笑)
院長だからと言うより、渚の人柄もあるのでしょうね。
許されてしまうと言うか。
でもこんなことが言えるのも、渚と鏑木は実は仲が悪くないからでは?と筆者は思っています。
で出てくるつくば紫にんじん茶(笑)
まさか鏑木のカッコいいシーンが見れるとは思いませんでした。
「答えなら全てその画像の中にあるだろ」というセリフ!
痺れましたねー!
そして鏑木は「われわれ、ラジエーションハウスの仕事です」と言うのだった。
そう!鏑木はとうとう、医師と技師が協力し合ってこその医療だと認めたのです~!
技師の持っている責任も、技量も全部。
これには鳥肌が立ちました。
「ラジエーションハウス」次回(第11話)の見どころ
来週は最終回です。
終わってしまうことを惜しむ声も多いですね。
どんな最終回を迎えるか心待ちにすると同時に、またラジハチームに出会える何かがあることを切に願っています…!
杏の父親の病名がはっきりするようですね。
それも唯織の手によって。
そして杏の執刀に唯織が手を貸してしまうのでしょうか。
そのことが原因で、甘春病院で働けなくなってしまうのでしょうか。
また、小野寺の息子、大樹(田中奏生)も気になります。
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ラジエーションハウス」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「ラジエーションハウス」第1話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第2話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第3話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第4話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第5話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第6話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第7話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第8話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第9話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」第10話の感想&ネタバレ
- 「ラジエーションハウス」最終回の感想&ネタバレ
まとめ
本当の病気が見つかり、治療法があることの有難さを実感する回となりました。
杏の父親も、うつ病ではないようですね。
本当の病名が分かれば、また医者に戻ることも考えられますね。
そうなれば病院にとっても、杏にとってもこの上なく幸運なことですよね。
ただ、その時に唯織は一緒に働けているのでしょうか。
鏑木は結局、院長就任の誘いを断りましたね。
これはかなり意外でしたが、ラジエーションハウスがもっといいチームになっていきますね。
甘粕総合病院のチームプレーは本当に素敵。
誰に借りとか自分の方がとかじゃなく、命を優先するその意識がプロだなと思う。
鏑木先生はツンデレ(笑)
鏑木が「お礼を言われる筋合いはありません」でカッコよく決めた後の、派手な転びっぷりも良かったです。
「鏑木先生」というワードがトレンド入りしたようです。
対立キャラというだけじゃない、技術もプライドも持った1人の人間として、どの登場人物も描くこのドラマがとても好き。