大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、直虎の幼少期の乳母として登場するたけ。
やんちゃなおとわに振り回されながらも、優しく包み込むお母さんとして描かれています。
そんな「たけ」を演じているのは梅沢昌代さん。
多くの舞台や映画、ドラマで活躍している女優です。
梅沢昌代さんのプロフィールや経歴を振り返るとともに、梅沢昌代が語ったたけの役作り秘話をご紹介します。
たけとは
おとわの乳母。
じゃじゃ馬のおとわに頭を悩ませながらも、井伊家のひとり娘として立派な姫に育てようと深い愛情を注ぎ込む。
おとわが今川氏の人質として駿府に向かったときも同行し、彼女を懸命に守ろうとした。
また、おとわが出家直後に逃げ戻ってきたときも飯をあたえるなど、おとわの一挙手一投足をあたたかく見守る涙もろい女性。
梅沢昌代のプロフィール
氏名 :梅沢昌代(うめざわ まさよ)
生年月日 :1953年7月27日(63歳)
出身地 :東京都
所属事務所:シス・カンパニー
1974年、文学座の舞台公演「ふるあめりかに袖はぬらさじ」で初舞台。
文学座を退団後、松本修が主宰する演劇集団MODEに参加。
多くの映画・ドラマに出演。NHKの大河ドラマは初出演。
「芝居噺 名人長二」出演時のインタビュー
梅沢昌代が語るたけの役作り
「おとわ」と「たけ」の関係は、ただの姫と乳母というだけではないようです。
たけは、おとわに対して愛情深く、どこまでも付いていく乳母です。
ただ、おとわはちっともたけの言うことを聞いてくれないんです(笑)
そんなおとわを演じる新井美羽ちゃんはとっても可愛らしくて、ずっと見ていたいくらいです。
おとわは何か事件が起きると、どうしたらいいかを自分で考える。
名案を思いつくとすぐに行動に移すという姿が何度か描かれていました。
失敗も多々あるのですが、絶対にめげずに次々と対策を考えていくんですよね。
たけは、そんな一生懸命なおとわが大好きなんです。
きっと視聴者のみなさんにもそういったおとわの姿が心に残ることと思いますし、おとわに対して「頑張れ」と応援したくなってしまうのではないでしょうか。
たけの役作りについて、梅沢昌代さんはこんなことを語っています。
撮影の序盤で、新井美羽ちゃんとの掛け合いが多いのですが、美羽ちゃんが本当にすばらしいんですよね。おとわそのものっていう感じでいてくださるので、そんな彼女を見守るだけで私の役作りは必要ないんです。
彼女がどういうお芝居をするかによって、私も自然と反応することができて、その時々の彼女との関係性によって楽しくお芝居をしています。
撮影中の舞台裏のエピソードも披露してくれています。
空き時間に美羽ちゃんに「ずっと女優さんをやるの?」と訊いたら、「死ぬまでやりたい」と返ってきました。きっと素敵な女優さんになるのでしょうね。
井伊家は女性が強く、男性は頼りない印象がありますね。
それは、役者さんたちの関係性にも垣間見えるそうです。
おとわ・亀之丞・鶴丸の3人の関係性にもいえることで、空き時間に3人が遊んでいる様子を見ていても、実年齢でいちばん年下の美羽ちゃんが主導権を握っているんです(笑)
まるで井伊家の縮図を見ているようですよ。
この関係性はこの先の展開にもつながりますので、ぜひとも子役さんたちの姿をしっかり目に焼き付けておいてください。
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