4月16日放送の大河ドラマ おんな城主 直虎
第15話「おんな城主対おんな大名」の詳細なあらすじです。
ネタバレ注意!
おんな城主 直虎 第15話「おんな城主対おんな大名」あらすじ
「今川より、これなるお沙汰を頂きました」
政次(高橋一生)が書状を差し出した。
政次「後見、瀬戸・祝田の徳政、再々にわたり命に従わぬ理由について、駿府まで直虎様が申し開きに来るようにとの仰せにございます」
直虎(柴咲コウ)は、血の気が引いていくのを感じた。
さらに政次は続けた。
「行けばどのようなことが待っておるのかは、重々お分かりのことと存じます。駿府へ行かずとも済む手立ては、ただ一つ」
直虎は分かっていた。
虎松の後見を政次にするということだ。
直虎は腹をくくった。
直虎「では、申し開きに参るしかなかろうの」
政次「分かりました。では、お供いたしますゆえ、出立の日などをのちほどお教えくださいませ」
政次が退席すると、直虎は大きなため息をついた。
六左衛門(田中美央)が険しい表情をしている。
六左衛門「病だと引き延ばされてはいかがにございますか」
直虎「病がちな者に後見などできぬと、首をすげ替える理由を与えるようなものじゃ」
六左衛門「では、身代わりの影武者を立てては?」
直虎「顔が割れておる」
今川の影の大将は寿桂尼(浅丘ルリ子)であることは間違いない。
おなごだからといって、見逃すことは一切ないだろう。
直虎「行くとなれば、せめて守りだけは固めたい」
武人としてもっとも頼りになるのは小野直之(矢本悠馬)だ。
今はへそを曲げて屋敷に引きこもっているが、駿府に同行させたいと直虎は考えた。
直虎「そなたから頼んでみてはくれぬか」
六左衛門「はい!」
六左衛門は駆けて出ていった。
コメント