TBSドラマ「メゾン・ド・ポリス」。おじさまパラダイスっぷりが話題ですね。
角野卓造が演じる迫田保は、昭和気質の圧迫感と見事な聞き込み調査能力で個性を発揮しています。
「メゾン・ド・ポリス」第4話では、メインとなって活躍していました。
そんな迫田保の役どころを紹介するとともに、角野卓造のこれまでの出演作をまとめみました。
迫田保の役柄とは
聞き込みで際立つ共感力
迫田は、聞き込み調査について大事なのは
と語っていました。
そのためには自分の家族だってなんだって使うとのこと。彼がよく使うのは、題して「うちのせがれ作戦」です。
迫田自身の話をしているようかに見せかけて、相手の共感を得て、新たな情報をつかむのです。
実際、彼はこの方法で有益な情報を入手するのに何度も成功しています。
さらに長年現場に出ていた迫田ならではの勘所の良さも加わります。
以前も被害者の交友関係から意外な素顔を見つけることで、自殺から他殺へ捜査方針を変えることにつながったことも。
他にもひより(高畑充希)の行動から上司からのお達しを察したり。
また、夏目(西島秀俊)との連携プレイも見事でした。
バスケ選手である被害者の気持ちを汲んだ迫田と夏目のやり取り。被害者の気持ちを動かし、新たな供述を聞き出すことに成功しました。
おそらく事前に打合せなどはしていないと思われる二人。信頼関係の深さがわかる連携プレイですね。
夏目さんと迫田さんが適当に嘘言いながら会話を引き出していくシーンや夏目さんのコミカルパートが面白かった
最後のカラオケで野口五郎さんのお嫁サンバが聞けるとはw最終回までにYMCAが聞けると期待してます
pino (@pino_tv)
chu_tama (@chu_miz)
nogiイケ坂 (@0gNQsNd1M54S4hS)
膝と腰が爆発寸前!それでも捜査を続ける迫田
第4話で迫田が積極的に捜査に関わった理由が、物語の最後の最後にやっと判明しました!
暴行事件の被害者が、息子がキャプテンをしているバスケメンバーだったからなのです。
ひよりの質問に対し迫田は、「息子のことなんて全然知らない、嫁に任せきり」と言ってたのに、本当は全然そんなことなかったのですね。
とはいえ久しぶりの本格捜査に、持病でもある膝と腰に相当な負担がかかってしまったようで、かなり痛そうな迫田。
さらにその後、現行犯を見事背負い投げをするも、痛みが走り寝転んでしまいます。
そういえば以前迫田の腰とひざの爆弾は仮病なの?と疑われてもいましたが、本当に痛かったんですね。
迫田の背負い投げ、かっこ良かったです!
柔道の師範をしているくらいですから、昔は相当強かったのだと思いますが、今回その片鱗が見れて大満足です。
角野卓造の背負い投げっていうのも年齢的に珍しいかもしれませんね!
アンナチュラるなまっち棒 (@ma_dr__817125)
ぴんくま (@PiN_KuMa)
さらにひよりが自分の父親とのことを語り、「私との約束なんてほんとうはどうでも良かったのかも」に対し、即座に否定する迫田なのでした。
そう、まるで自分のことを言われたかのように。
ひよりと接することで、息子への気持ちがさらに強くなったのかもしれないですね。
また、ひよりが自分の父親の話を初めておじさまメンバーに話すことができたのも、迫田の人柄が影響してのことかもしれません。
ローレライ (@nkym58)
若い連中を受け入れられなくなったら黙って死ぬのを待つだけだ
これは迫田のセリフです。
周りから老害と言われたり、自分のやり方がすでに古いと自覚はしている迫田。
後輩からも「引退まで現場にこだわった叩き上げの刑事で、聞こえはいいが扱いづらくて、年下の上司にも煙たがられてた」と言われてしまっているのです。
迫田の本当の思いは、
という一言に尽きるのかもしれません。
迫田は確かに面倒なタイプの刑事さんだったのかもしれないけれど、犯人に本気でお説教したり、深い思いやりを持ち合わせている人です。
現役は引退したけれど、メゾン・ド・ポリスの面々と楽しい余生を送ってほしいと思いました。
引退後に熟年離婚を突きつけられる。迫田の家族への想い
結婚なんてしなきゃ良かったのにと言うひよりに「飯作るやつが必要」という驚きの返しをした迫田。
でも本当はとても大切に想っていて…それを口に出せないのが昔かたぎのいいところでもあり、悪いところでもあり。
前出のとおり、とっても気づかれにくい類のものではありますが、迫田の家族への想いはしっかりとあります。
それがわかるエピソードが2つ。とても印象的なシーンでネットでも話題になりました。
- バスケをしている息子のスクラップブックを作っていたようで(しかもコメント付き!)それを静かに見つめる迫田
- いらないと言っていた元奥さんからのお漬物を実においしそうに食べる幸せそうな表情
もしかしたら家族は、迫田の不器用な愛情を理解しているのかもしれません。
藤堂(野口五郎)が迫田のことを「家族から完全に捨てられたわけじゃない」と言っていたのもうなづけますね。
Output-Practice (@OutputPractice3)
sue (@sunc_o2)
角野卓造 主な出演作品
角野卓造の出演作といえば、「渡る世間は鬼ばかり」のイメージが強いですが、他にはどんな作品に出演しているのでしょうか。
- 2006年「THE 有頂天ホテル」 堀田衛 役
- 2006年「嫌われ松子の一生」 田所文夫 役
- 2007年「HERO」 牛丸豊 役
- 2015年「HERO劇場版第2作」 牛丸豊 役
- 2005年4-6月「エンジン」 春山万里夫 役
- 2012年1-3月「ラッキーセブン」 枠筑紫 昌義 役
- 2013年4-6月「確証?警視庁捜査3課」 田端守雄 役
- 2015年7-9月「僕らプレイボーイズ」 熟年探偵社 堀切保 役
- 1996-2005年「警視庁鑑識班」 岩崎鉄男 役
- 1990-2016年「渡る世間は鬼ばかり」 小島勇 役
まとめ
ザ・昭和という感じの昔かたぎの迫田ですが、彼なりに若い人のことを受け入れていこうとしている部分も見え隠れします。
「うちの主任が最初から追ってるホシなんでな」という発言からも、ひよりのことを大切に育てていこうとしていることもうかがえます。
少し古いタイプのおじさまですが、元刑事としての腕は確かだからこそ、面白いんですよね!
第4話のエピソードでファンを増やしたと思われる迫田の今後の活躍に期待です。
ただのツンデレじぃじやん
あと小日向さんの「エマージェンシーエマージェンシー!」はちょっと笑ったww
まっちゃ@自由すぎる自由人 (@maccha_free)
角野さんの演技が(いつものことですが)とっても素敵で迫田さんをさらに好きになる回でした。
Suama (@sm_01ac)
- 夏目惣一郎(西島秀俊)
元警視庁捜査一課・主任・警部補 - 高平厚彦(小日向文世)
元中野東署警務課・課長代理・警部 - 藤堂雅人(野口五郎)
元警視庁科学捜査研究所・第一法医科科長 - 伊達有嗣(近藤正臣)
元警視庁副総監
「メゾン・ド・ポリス」これまでの視聴者の感想
当サイト読者の皆さんが書いてくださった視聴後の感想をお届けしています。
オンエア後しばらくしたら更新するのでお楽しみに!
- 「メゾン・ド・ポリス」第1話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第2話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第3話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第4話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第5話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第6話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第7話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第8話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」第9話の感想
- 「メゾン・ド・ポリス」最終回の感想