「dele/ディーリー」7話見逃し動画をネット配信で視聴する方法&読者の感想

毎回一話完結だったのに対し、今回は犯人さえ解らない結末で終わりました。

依頼された動画に毒物らしき粉を入れていた人物なのか、妻の浮気に怒りを覚えた夫が娘を殺す結果になってしまったのか、依頼人本人が自らの動画に映っていた瓶に毒物が入っていたのか、病気の母親に暴力を振るっていた人物なのか、ドラッグをやっていた人物なのか、など調べれば調べるほど容疑者が増えていきました。

この中から、決定的な証拠を見つけて犯人を導いていくのだと思い、見続けていたのですが、結局死刑が執行されたことによりこれ以上調べても抹消されるだけと判断した坂上圭司はデータを削除しました。

犯人がわからないままなのでモヤモヤでしたが、『人格が一貫して入れば誠実と思われるが、中を暴けば脆いものだ。』と言った言葉に凄く腑に落ちた気がします。

匿名さん　30代女性

町の住人たちが何処にでもあるごく普通の雰囲気だけに、事件で逮捕された毒物を使った保険金目的を犯した笹本清一が犯人のように感じられましたが、圭司と祐太郎がそれぞれ調べて行くうちに、人間の醜い部分が露になればなるほどに何が真実かわからなくなりました。

複数の怪しい人物たちの中から犯人を圭司と祐太郎が見つけると思っていたら、清一の死刑によって終わってしまうとは予想外で唖然となりました。

最後にジュースを渡された少女が話した事が、外から来た人とは清一なのか隆なのか、または全く違う人物なのか、それとも少女に飲み物を渡した中年女性なのか、影のある人物たちが笑い合う姿が不気味に感じられました。

圭司のどの町のでも似たようなもので変わらないの発言には同意できますが、祐太郎の気持ち悪いは的を射た発言に感じました。

匿名さん　30代男性

笹本清一は冤罪の可能性が高いというのは分かりましたが、では真犯人がいったい誰だったのかというと、これがドラマを最後まで見てもハッキリ特定できないという。

容疑者全員がコッソリと結託していた可能性もありますし、そうではなくて隆が真犯人だったのかもしれません。

いずれにせよキナ臭い人物が何人もいた事だけは間違いがなく、そして彼らが今もあの町に住み続けているというのが恐ろしいですね。

容疑者達が揃って笑顔で談笑しているのを彼らのラストカットにしているのがまた恐怖を倍増させていると言いますか。

このドラマにはこれまでも後味の悪いエピソードがありましたが、今回もまた色々と考えさせられる締め方をしてくれましたね。

しばらくは忘れられそうにありません。

匿名さん　30代男性

一言でいうと「後味が悪すぎる」。

最初は笹本親子が特異（前科持ちだったり、病んでいたり）な存在だったからなのかと思われていたのだが、徐々に街の人達の黒い部分が見え隠れしてきて、虐待や不倫、ドラッグ問題までも浮上し、感情豊かな祐太郎の表情も曇り、何もできないまま笹本の刑は執行されて、データはこのまま消去されるというもやもやが止まらない展開に、心がギュッと締め付けられる思いだった。

圭司が「どこでも起こりうる事」という言葉が印象的だ。

誰しもが心に闇を抱えていて、人には二面性があり、それと上手くバランスを取って生きている。

ここでは誰が犯人かは示していない。

しかし誰しもが犯人になり得る可能性を持って話を終えている。少なくとも笹本親子は被害者だ。

善悪がはっきりしていて、最後に悪が罰せられるような展開は、清々しくてスッキリするのだが、このようなドラマの締めは、煮えきらずもやもやが残り、実に心が重いものだ。

匿名さん　40代女性

調べれば調べるほど、人間の私生活が暴露されてしまう回でした。

何事もなかったかのように生きている人間は、やはり恐ろしいです。

プライベートが浮き彫りになり、陰ではこんな悪いことをしてるのだと、気持ち悪くなりました。

表向きは良くても、人間は裏の顔を持っています。つくづく人間は信用できないと思わされるドラマです。
　

何もしていないのに、死刑執行されてしまった方は、無念だったと思います。

証拠動画を渡したとしても、警察内で消されることを知っていたと思います。

全員、自分がかわいいと思うから、こういう結果になった気がします。

山田孝之さんは、データの中身を見ずに消してしまうのは、見たくないものを発見してしまうからだと言いました。

知らずに生きてる方が幸せな時もあります。

匿名さん　40代男性