2019年7月期のフジテレビ月9ドラマ「監察医 朝顔」。
和やかで素敵な3世代の朝顔一家の完成度に、心が和みっぱなしの第6話でした。
3人での役割分担や保育園の送迎の手配など、細かいところまで描かれているのが、幸せ感を出していましたね。
事件の方はエアコンを使った死亡時刻の操作でしたが、母親の遺体のろっ骨骨折が、懸命な心臓マッサージの結果だったというのが痛々しかったです。
そんな第6話(2019年8月19日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。
「監察医 朝顔」第6話 あらすじ
朝顔(上野樹里)は、夫の真也(風間俊介)、4歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、朝顔の実家・万木家で幸せな日々を送っている。
朝顔の父・平(時任三郎)も、目に入れても痛くないほど孫娘のつぐみを可愛がっていた。
この5年の間に、茶子(山口智子)が主任教授を務める興雲大学法医学教室にもいくつかの変化があった。
ベテラン法医学者の藤堂(板尾創路)は、著書がベストセラーになったことで世界中を飛び回るようになった法歯学者の妻・絵美(平岩紙)との夫婦格差を嘆いている。
医学部生だった光子(志田未来)は医師になり、朝顔たちの影響で法医学の道へと進んでいた。
立場が逆転してしまった検査技師の高橋(中尾明慶)は、そんな光子を「光子先生」と呼ぶように。
また、アルバイトとして歯科医院の跡取りでもある医学部生の熊田祥太(田川隼嗣)も加わっていた。
絵美が海外出張から戻った日、野毛山署管内の一軒家で男女の変死事件が起きる。
依頼を受け、朝顔が現場へと向かうと、この家の主人・黒岩雅樹(岡部光祐)が居間で首をつって死んでおり、妻の多江(片岡礼子)が寝室で死んでいた。
第一発見者は次女の友里(小林星蘭)。
長女の美咲(恒松祐里)は、看護学生で寮生活を送っているらしい。
多江の姿に違和感を抱いた朝顔は、彼女の体を触ろうとした。
ところがその瞬間、検視官の丸屋大作(杉本哲太)から、「触るな」と制止されてしまい……。
引用:ドラマ公式サイト
「監察医 朝顔」第6話 感想とネタバレ
当サイト読者の方から寄せられた、「監察医 朝顔」第6話の感想をご紹介します。
母の名誉を守ろうとした姉妹のウソ
お母さんを守りたい姉妹の気持ちを理解した上での声掛けで既にボロ泣きだった( ;∀;)
DVの父親を母親が殺して自殺した事件。
母親の犯行を隠すため、姉妹がなんとか秘密を守ろうとする姿が、証拠隠滅とはいえ健気でした。
1時間も心臓マッサージしたり、遺体をキレイにしようと頑張ったりと、母親への愛情が感じられます。
エアコンでの死亡時刻のごまかしも、自分たちのアリバイ工作ではなく、母の殺人を隠すための行為だったことが、切なかったです。
もし本当ならここでもか!w
ってなりますよ
今回黒岩家としてゲスト出演した姉妹、美咲(恒松祐里)と友里(小林星蘭)の2人もネットで話題になっていますね。
秘密を抱えきれない様子、父のDVから自分たちを守ろうとした母への愛情など、巧みな演技力の2人でした。
面白いのは、自殺だった母親・多江役の片岡礼子についても、盛り上がっていることです。
確かに、最近どこかで見たことのある女優さんと思っていましたが…。
日曜ドラマ「あなたの番です」の、児嶋佳世役だったのですね!
あちらでも「監察医朝顔」でも変死する役柄とは、ちょっと印象的すぎて怖いです。
5年間の変化が面白い!
朝顔さんファミリーはつぐみちゃんを中心とした生活に…
じぃじがあまあまメロメロで幸せそうでよかったなぁって✨
また、どちらの職場も女性陣がたくましくなって…新人さんも入って✨光子ちゃんのどっしり感も👍
ドラマ半ばでの5年の経過は、思ったよりも不自然ではなくていい感じでした。
ちょっと朝ドラのように、ヒロインと共に世界観が成長しているような感じが面白いです。
法医学教室では、皮膚科志望だったはずの安岡光子(志田未来)が法医に、「熊田歯科医院の跡取り息子」こと医学部生の熊田祥太(田川隼嗣)をこき使い、面白い変化でした。
夏目茶子先生(山口智子)~朝顔(上野樹里)~光子のラインと法歯科医の藤堂絵美先生(平岩紙)の出世で、女性上位感が漂っていましたね!
でもこれくらいの方が、新・検視官の丸屋大作(杉本哲太)が強面で攻撃的な分、ちょうどいいかな、と思いました!
慎太郎くん、私より年上の役演じてるんだな~すごいな✨
ちょっとムードメーカー的な感じ?
野毛山署では、桑原信也刑事(風間俊介)のベテラン化に加え、森本琢磨刑事役の森本慎太郎(SixTONES)の出番が増えたこともネットでファン中心に話題になっていますね。
確かに、折り返し地点を迎えてキャラクターが立ってきたように思いました。
先輩である真也を尊敬しつつもいじり倒す、少し3枚目な雰囲気が好印象でした。
今後真也が県警本部に移動してしまうと、森本刑事が積極的に平と組むことになるのでしょうか。
新スタート!万木&桑原家
あぁ推し夫婦尊いな……_(┐「ε:)_
朝顔も貫禄出てるし、監察医チームのみんなも逞しくなってて改めて役者さんの素晴らしさを✨
朝顔・真也・平の、万木&桑原家の協力体制と雰囲気が良くて、事件とは別にとても感動しました。
じいじの平(時任三郎)が保育園送迎を担当してくれるなど、4人で家族を作り上げている雰囲気が素敵でした。
いちごジャムにこだわるつぐみちゃんのあやし方や、事件のことはちゃんと幼児が寝てから話すという暗黙のルールなど、細かいところまで描かれていましたね。
ところが、この幸せ満点の光景は、この第6話まで。
真也の異動話が出て、役割分担の危機を迎えるのに加え、朝顔の母・里子の遺品が見つかったということで、平も朝顔も平静ではいられないでしょう。
東日本大震災のトラウマも新しい局面を迎えることになるわけですね。
「監察医 朝顔」次回(第7話)の見どころ
次回の事件は、まるで関テレのドラマ「後妻業」を思い出させるような設定ですね!
テレビ朝日のドラマ「科捜研の女」でも、似たような事件が最近登場したと思います。
今までとはガラリと雰囲気が変わるうえに、朝顔が裁判所に証人として呼ばれる流れになるとのこと。
警察からも後妻側からも圧が加わる朝顔が、法廷でどのように語るのか、楽しみです!
これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「監察医 朝顔」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「監察医 朝顔」第1話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第2話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第3話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第4話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第5話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第6話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第7話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第8話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第9話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」第10話の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」最終回の感想&ネタバレ
- 「監察医 朝顔」特別編の感想&ネタバレ
まとめ
母・里子の遺品発見、手袋には遺骨もあるとのこと、こんなに時がたって物事が展開するなんて…とショックを感じますが、きっと実際にあるような話なのですね。
里子は実家の方に葬られるのでしょうか。
第1話では仙の浦駅から先に進めなかった朝顔ですが、母となってからのこの事態にどう向き合っていくのか、監察医としての仕事と合わせて応援したい気持ちです。
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