寧(ねね・北政所)とは
秀吉の糟糠の妻。秀吉が関白になると、北政所と呼ばれた。天下人の妻になってもおごり高ぶらず、人質である諸大名の妻子の面倒をよく見たため、武将たちから慕われた。秀吉の馬廻衆となった信繁とも交流を深め、秀吉の没後は秀頼の成長を見守る。
『関ヶ原の戦い』後は、京の屋敷に隠棲。秀吉の遺言であった秀頼と徳川秀忠の娘・千姫の婚儀を見届けると、落飾して高台院と称する。その後、高台寺を建立し、秀吉の菩提を弔う日々を送った。
鈴木京香が語る役作りの秘密
寧を演じるにあたって、晩年を過ごした高台寺にも足を運びました。寧は作法や書を学ぶことで教養を身につけたといいます。秀吉の地位がいくら上がっても、気取らない人柄は変わることはなかったといいます。
『真田丸』でも、思っていた以上に温かく包容力のある人物として描かれていて、これほど素晴らしい女性を演じることができて感激しました。
殿下は晩年に向かうにつれて乱心ともいえる行動をとるようになりますが、寧は全て受け入れる覚悟をしていたのだと思います。幼なじみとして、戦友として、そして家族として、常に一緒にいるという気持ちだったのではないかと思っています。
だからこそ、殿下の没後は平和を願い続けたというのもよく理解できます。徳川家に肩入れするのも、家康なら平安の世を築いてくれるのではないかと先が見えていたから。そんな気持ちで最期まで役目を果たしたいと思います。
ネットの反応
#真田丸
秀吉はあんまり名古屋弁を喋らんねぇ。
寧さんばっか喋っとらっせるがね。 pic.twitter.com/DkSwfDXoE0— taiwanoyaG (@taiwanojisan) 2016年4月24日
地元民ゆえに寧様が今どき山田昌さんしか話さないような生粋の名古屋弁で語るセリフがことごとくしみじみしちゃって、いろいろ感慨深い今夜の大河ドラマでした #真田丸 #nhk
— ぱぴこ (@papipapico) 2016年5月22日
寧様の名古屋弁での説教すげぇ良いいいい!!!!!!! #真田丸
— ASISOR@VS偏頭痛 (@ASISOR) 2016年5月22日
寧様は田舎のおばちゃんのままなのかなと思ったけど、やっぱり豊臣家のゴッドマザーとして、家庭内の騒動にはちゃんと出て来て、きっちり締め上げられる人なんだな。秀吉を説得する寧様の名古屋弁がとても良かった(発音微妙なんだけど、演技力でカバーしてた。さすが!) #真田丸
— 蓮花茶@実況中 (@lotusteajikkyou) 2016年5月22日
寧さま、三成かっこよかった‼ 寧さまの名古屋弁とても自然。名古屋育ちにも違和感まるでなし。#真田丸
— えりんこ (@erinko73) 2016年5月22日
清須会議とのキャストチェンジと言えば、清須会議でお市様として「私は秀吉を絶対に許さない…!」と言っていた鈴木京香が、今回同寧として同じ声で「貴方に父親も母親も殺されたようなもの」と言っているのが、まるでお市様の亡霊の声みたいでドキッとした。 #真田丸
— りおん (@Rionn_unosarara) 2016年5月8日
秀吉と寧さんは…いいぞ…。あんな時代に恋愛結婚した「糟糠の妻」ってだけでなく、互いに清濁併せ呑んだ「共犯者」として描かれてると…さらにいいぞ…(拳を握る)。 > RT#真田丸
— 高枝景水@若旅コミック乱連載中 (@namazudou) 2016年5月22日
先週は秀吉の「寧はもう自分にとって“女”ではない…戦友じゃ」という趣旨の発言に思わず憤慨したけれど、これは私から見ても間違いなく秀吉と寧は戦友だ。でも、それは愛し合った「男」と「女」だからこそ共に時代と切り結んで生き抜いてきた「夫婦」の一体感があったからこそなんだなぁ #真田丸
— 道人 (@dojindo) 2016年5月22日
サルだハゲネズミだ散々言われてきた!と叫ぶ秀吉に、ああそうかこの人は若いころ他人から踏み躙られた屈辱を絶対に忘れてないんだ、それを払いのける明るさでなく、後生大事に抱えこんだまま笑える冷たさで天下取れたんだ…と、寧様の「あの人はずっと怖い人だった」に納得し、ぞっとした。 #真田丸
— 二塁 (@atohz_chiri) 2016年5月22日
今回で『真田丸』という物語の中の寧様がグッと立ち上がってきた感じ。秀吉のことを「昔から誰よりも“冷たい”人」と言い放ったのにも驚いたけれど、その冷たさをも愛している、愛して共に歩んできたんだという「糟糠の妻」としての愛情が滲み出た鈴木京香さんのあの表情。 #真田丸
— 道人 (@dojindo) 2016年5月22日
道休一家ご近所皆殺しを止める際に寧様が「大事にすればする程噂を肯定したことになる」と説得したの、良く考えると怖い。全く情に訴えてない。巻き添えくらった人の感情なんか秀吉の心には微塵も届かないのを、この糟糠の妻はよ〜く分かってるんだ。#真田丸
— くろま@真田丸はいいぞ (@kuroma_9) 2016年5月23日
寧様が聖母すぎて泣きたい。本当に泣きたい。寧様のシーンだけ観たいくらい。#真田丸
— 卯杖来々良 (@uduekuku) 2016年5月8日
正室や側室については「昔の人は現代と感性が違うからそれなりに割り切っていたんでしょ」って楽観的に思っていたんだけど、寧を見ていたらそんな事ないよね、人間だから様々な感情あったよね…って思った。鈴木京香さんが女の複雑な心境を生々しく表現していて震えたわ…。#真田丸
— KEI-CO (@keico) 2016年5月15日
寧、阿茶、茶々の三人の女達の会談場面の辛さよ。さりげなく嫌味を混ぜ込む阿茶、気づかぬふりをして天下人の妻としての意地を見せようとする寧の心を「殿下から聞いてないのか」とひっくり返す茶々。更に子がいない為に、側室の妊娠に気づかぬ正室。寧の立場が辛すぎる。#真田丸
— ぬえ (@yosinotennin) 2016年5月22日
寧さんのように「子を産めなかった妻」の微妙な立ち位置、寂しさ等々もさることながら、「子を産ませられなかった夫」という負い目や劣等感の根深さにも、相当に辛いものがあるのだなと……。立身出世の原動力になる以上に、癒えない古傷めいた痛み。#真田丸
— sarara0904 ちょこっとチェブ (@sarara0904) 2016年5月22日
寧様がお辛い
一番辛い…#真田丸#丸絵 pic.twitter.com/wloEvjZhGL— 南天 (@nantengoh) 2016年5月22日
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