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貫地谷しほりが語る「しの」の役作り秘話!直親の妻はよき母になれるのか【おんな城主直虎】

貫地谷しほり

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、井伊家の跡取りに恵まれず、情緒不安定な正室・しの
妻の気持ちがわからない井伊直親と、精神的に病んでいるしのの夫婦を、「サイコパス&メンヘラ」と揶揄するネットの声が多く聞かれます。

その後に授かる子どもは井伊直政となり、徳川家を支える重臣にまで上り詰めることになります。

そんな「しの」を演じたのは貫地谷しほりさん。
貫地谷しほりさんといえば、若手の頃から突出した演技力に定評がありますよね。

そんな貫地谷しほりさんのプロフィールや経歴を振り返るとともに、貫地谷しほりさんが語った井伊直親の妻「しの」の役作り秘話をご紹介します。

井伊直親の妻「しの」とは

井伊家の重臣・奥山朝利の娘。
10年の逃亡生活を経て井伊家に帰還した井伊直親と結婚。

跡継ぎを期待されるが、なかなか授からず焦燥の日々を送る。

また、直親が元許婚である次郎法師(井伊直虎)に想いを残しているのではないかと気をもみ、次郎法師への嫉妬と反感を募らせていく。

結婚から4年後、待望の嫡男・虎松(井伊直政)を授かる。

貫地谷しほりのプロフィール

氏名   :貫地谷しほり(かんじや しほり)
生年月日 :1985年12月12日(31歳)
出身地  :東京都荒川区
出身大学 :大妻女子大学文学部中退
身長   :156cm
所属事務所:アジア・ビジネス・パートナーズ

中学生のときに新宿駅でスカウトされてデビュー。
映画「スウィングガールズ」で注目を集める。
NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で初主演。

2013年の映画「くちづけ」でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。

大河ドラマでは、「風林火山」「龍馬伝」「八重の桜」に出演。

貫地谷しほりが語る「しの」の役作り

しのは直虎とは正反対の生き方をしている女性です。
嫁ぎ先の跡継ぎを産み、家を守っていくのが女性の務めだと思っています。
当時としてはごく普通の武家の女性です。

女性としては型破りな生き方をせざるを得なかった井伊直虎は、しのにとっては理解しづらい存在なんだと思います。

 
直虎と直親が許婚(いいなずけ)だったことも、しのの不安の種だったことでしょう。
現代的に言うと、結婚した夫が元カノと会っているようなものですね。
そんな夫婦の役作りについて、貫地谷しほりさんはこのように語っています。

仕事に必死な井伊直親は、本当にチラリともしのを見てくれないんです。

監督も直親役の三浦春馬さんに
「しのには、もっとぞんざいな態度で」
という演技をつけるほど(笑)

結果、しのはヤキモチを焼いたり騒いだりしてしまうのですが、それもかわいらしく思えるのが、森下さんの脚本の魅力。
私もそこはある種のコメディだと思って、直親を一途に思っているしのを演じようと思っています。

 
しのは子供に恵まれず悩みます。
そんなしのも、この先子どもができると、強い母になっていきます。

何があっても子を守る。子どものためならどんなことでもする。
そんな信念を持つ母親に成長していくでしょう。

我が子を思う母の気持ちは、現代と変わらない母親の姿だと思うんです。

私の両親もそのくらい強い思いで私を守って育ててくれました。
そういう普遍的な親の子どもへの思いを表現できたらと思います。

そして、息子である井伊直政が井伊家を継ぐにあたっては、井伊直虎や千賀さんと一緒に教育していくことになります。
最終的には、直虎とも同志という感じになっていったら素敵ですよね。

大河ドラマで母親役を演じるのは初めてですが、母というものを追体験して、自分自身も大きくなれるのではないかと期待しています。

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