STAP細胞の論文で不正が認定された理化学研究所の元研究員小保方晴子さんが1月28日に出版した手記『あの日』が、Amazon.co.jpの「本の売れ筋ランキング」で1位を獲得しました。
電子書籍Kindleの売れ筋ランキング(有料部門)では7位につけています。
小保方さんは手記の前書きで以下のように出版に至った意図を説明しています。
この本の中に真実を書こうと決めました
初版発行部数は5万部。
事件関係者の手記としては、2015年6月に神戸連続児童殺傷事件の元少年Aによる『絶歌』が2015年6月に刊行され、初版10万部が発売後すぐに増刷されています。
出版社と小保方さんとの出版契約の内容はわかっていないですが、印税が10%とすると、
1400円×10%×5万部=700万円が小保方さんの懐に入ることになります。
なお、この手記の中で「STAP細胞が本当にあるのか」という問題の核心には触れていないとのことです。
ネットの反応
小保方晴子さんの手記の版元が「リケジョ」なる雜誌を発刊し、「Rikejo/リケジョ」という言葉を商標登録している講談社であることに感慨深いものを感じている。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2016, 1月 27
小保方手記は、若山さんを悪者にしているとのニュースを見た。
人間、堕ちるところまで堕ちると、そこまでなりふり構わなくなるのかと心が冷えた。
小保方という人の性根がよく分かった。
話題にする価値など無い。
講談社が慌てるぐらい誰も買わない状態になればいいのに。
— タクラミックス (@takuramix) 2016, 1月 27
小保方問題最盛期のとき、うちの嫁はんが「私が小保方母だったら、『身を隠せ、何も言うな、もう何もしなくていいから』と助言するけどな」と言ってたのを思い出した。今回の手記の件を見て、小保方さんは近くの人にそう言ってもらえなかったのかな、あるいは言われても聞かねえのかな、と思った。
— 前野[いろもの物理学者]昌弘 (@irobutsu) 2016, 1月 28
理系「文系はCtrl + CとCtrl + Vだけでレポート作れて楽だよな…こっちは小保方のせいで今まで以上に厳しくなったよ。」
文系「コントロ-ル CだかVだかそういう専門用語使うのやめて。これだから理系は…」 pic.twitter.com/xaj3MzWZiD
— も (@kozuru_hokkaido) 2016, 1月 28