2018年1月から月9ドラマとしてスタートした「
原作の大人気を受けて、2010年に初めて映像化されました。それがアニメ版「海月姫」。
その後、2014年に初めて実写化され、映画版「海月姫」が製作されました。
そして2018年、連続ドラマとして製作されたのが今作のドラマ版「海月姫」です。
これら映像化されたアニメ版、映画版、ドラマ版はどんな違いがあるのでしょうか?それぞれを比較した内容を書いていきたいと思います。
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目次
海月姫 各作品でどこが違うの?
鯉淵家の兄弟の設定が違う
ドラマ版から「海月姫」の世界に入った筆者、鰐淵家のこの設定には全く違和感がなかったんです。アニメを見たら、蔵之介が弟で、修が兄でした。これにはびっくりしましたね。
筆者は蔵之介が兄、修が弟というドラマの設定に何の疑いもなかったです。しかし、原作を知っている視聴者にとっては兄弟設定が逆なのは不自然。この設定に批判的な声が多いのも納得です。
石化の演出がない
人と接するのが苦手な尼~ずが「男性」や「オシャレ人間」の前にでると「石化」してしまいます。原作では有名な演出ですが、ドラマでは「石化」の演出はありません。アニメ、映画ではしっかりと「石化」する演出がありました。
ドラマでは目で見て分かる「石化」はありませんが、単純に固まってしまったり挙動不審になったりするシーンがあるので、「石化」がなくても特段の違和感はないと思います。
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あだ名や呼び方が違う
自分が嫌いだと言うまややを千絵子が慰めるシーン。アニメでは千絵子が「私は大山のぶ代よ」と言っていました。
一方ドラマでは、尼~ずのみんなの呼び方が違ったんです。
- まやや → 竹ぼうき
- 千絵子 → ハム
- ばんばさん → アフロ
- ジジ様 → 幽霊
と、こんな感じでした。
細かいところに気付けると少し嬉しくなります。ちょっとした間違い探しにもなりますね。
ドラマの相関図には記載されていないのですが、修と花森は原作では幼なじみという設定みたいです。この設定も私は知りませんでした。花森の修に対する呼び方も「シュウシュウ」とドラマとは違いますね。
ドラマでは修が蔵之介の弟という設定になってるため、幼なじみの設定もないんですかね。「シュウシュウ」って呼び方いいですね、気に入りました。
細かい違いもたくさん!
他にも違うところがいろいろありましたよ。
クララの水槽が月海の部屋にあったり、廊下にあったり。物の位置が若干違うパターンも探してみると面白いものです。
車好き・花森の愛車も違いました。映画&アニメではベンツでしたが、ドラマではレクサスでしたよね。このあたりは大人の事情も絡んでいるのかなぁと。
フリマでぬいぐるみが売れたシーン、ドラマではネット販売に切り替えていましたが、映画ではフリマで量産して大量にぬいぐるみを販売していました。
蔵之介がアンドレ?だとバレてしまうシーン
ドラマでは蔵之介が千絵子&ジジ様に問い詰められて、苦肉の策で出したような言い訳でした。しかし、映画では蔵之介の部屋に健一郎が急に入ってきて名前を呼ばれてしまい、「実はアンドレなんだ、、」みたいな感じでばらしてましたね。
原作、ドラマ、映画と比較して見てみると、また違った見方ができて面白いですよ。
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各作品のみどころは?
アニメ版「海月姫」の見どころ
やはり原作により近いというところですね。声優によって好みは分かれてしまうかもしれませんが、漫画が好きで実写化なんて許さないという人にはアニメが一番おすすめです。
映画版「海月姫」のみどころ
実写ではあるものの、原作に忠実だというところです。実写化となるとオリジナル要素が強い作品になってしまいがちですが、映画版「海月姫」はアニメと比較してもストーリー的にも演出的にも忠実に再現できていると思います。
さらに、主題歌の「マーメイドラブソディー」は海の中の雰囲気が味わえるイメージの曲で「海月姫」にあっていると思います。
主題歌を担当しているのは「SEKAI NO OWARI」。
「スターライトパレード」「花鳥風月」とシーンに合わせて曲が流れるのですが、「SEKAI NO OWARI」のファンタジーな楽曲が「海月姫」の雰囲気にとても合っていておすすめです。
ドラマ版「海月姫」のみどころ
オリジナル要素が強い蔵子が可愛すぎるというところですね。冒頭でも紹介しましたが、兄弟の設定が逆ということをはじめとして、原作が大事という方にはおすすめしません。
ドラマ版で初めて「海月姫」を見た筆者は、アニメや映画と比べてドラマが一番面白いと感じました。オリジナルにあたる要素も空回りしているわけではなく面白いと感じますし、何より蔵子が可愛い!瀬戸康史の女装が可愛すぎます。
ストーリーに関しても、アニメ・映画はドレスが完成しファッションショーが成功して、めでたしで終わるところをドラマでは第1章としています。第6話からは第2章に突入で「海月姫」のストーリーを更に知ることが出来るのも魅力です。
まとめ
アニメ版、映画版、ドラマ版それぞれが異なる魅力を持ち合わせていました。
気になった方はぜひ見てみてはいかがでしょうか。まだ見たことのない作品を見てみるのも「海月姫」をより一層楽しむことができる方法だと思います。
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