2020年1月期のNHKドラマ「ハムラアキラ」。
1月24日に第1回「トラブルメイカー」が放送されました。
冷静なナレーションに対し、不幸な方に不幸な方に…と転がっていく葉村晶の成り行きに、何だか『世界一不幸な妹』と名付けたくなる第1回でした。
推理力は発揮していましたが、初回なので探偵として事件を解決したというよりも、もらい事故のようなストーリーだったからということもあります。
でも、全体的な世界観は素敵で、探偵というものを身近に起きつつもオシャレ感のある原作由来の設定がとても気に入りました!
そんな第1話(2020年1月24日放送分)を見た視聴者の感想をお届けします。
また、ネタバレを含むあらすじや、次回の見どころも紹介していきますよ。
「ハムラアキラ」第1話 あらすじ
顔を潰された女性遺体・・・その正体は、ワタシだった!?
古書店「MURDER BEAR BOOKSHOP」でバイト店員をしながら探偵業を営む葉村晶(シシド・カフカ)。
ある日、姉・珠洲(MEGUMI)が彼女のもとを訪ねて来る。
晶は今まで珠洲に散々な目に遭わされており、彼女を毛嫌いしていた。珠洲は今までのことを詫びたいと海外旅行のチケットを手渡し必ず行くよう強要する。
そんな中、とある山中で女性遺体が発見される。その身分証にはなんと「葉村晶」と記されていた・・・。
晶に付きまとう謎の男(村上淳)。晶を亡き者にしようとする陰謀の真相とは・・・。
引用:ドラマ公式サイト
「ハムラアキラ」第1話 感想とネタバレ
当サイト読者の方から寄せられた、
「ハムラアキラ」第1話の感想をご紹介します。
クールな晶がいい!
あと光と影をうまく使った画面と、音楽が素晴らしかった。これは視聴継続だ。
ドラマ初主演のシシド・カフカ。クールで謎めいた晶役がピッタリはまっていました!
ナレーションで「姉・珠洲から逃げている」ということで、世捨て人のような晶の生活を説明していたのですが、それだけではない雰囲気をシシド・カフカが演出していましたね。
もはや好んでしがらみの少ないミニマリストな人生を歩んでいる、それでも自然と人に関心を持たれるようなそんな人柄がはまり役でした。
姉が妹をハメる変死体事件
NHKのこの枠のドラマ結構好き
ハードボイルドって言えばいいのかな
お姉さん役が誰かと思ったらMEGUMIでびっくり
まじな役者だった
あと後半いきなり「黒い羊」というパワーワードが出てきた
MEGUMIさんの珠洲
悲しい最期でしたが
とても魅力的な珠洲でした
ドラマの雰囲気も原作のままで
葉村晶ファンとしても
大満足です
これから楽しみです
「あの姉が犯人だ!」と、はじめから思うくらい胡散臭い存在だった、姉の珠洲(MEGUMI)。何と、主犯であり、むしろ男の方を殺しているという結末でした。
男に入れあげて妹を事件のダシにしただけでなく、積極的にハメていた…むしろ殺すか別の戸籍に偽装するかしかないと思い定めていたというのだから、驚きです。
単に「気に入らないけれど自分の好きにできる妹」というレベルを通り越していますよね。ドラマにはまだ現れない裏の事情が幼少期にあったということでしょうか。
MEGUMIは怪演が上手いですよね!
冷静な役柄である晶役のシシド・カフカとは対照的な熱演に、惹きつけられてしまいました。
晶は複雑な家庭環境?
家族と書いて理不尽と読むw
葬式に来ない母と、他人事みたいな他の姉のほうが怖い。
来週も楽しみ
遺族となった晶の姉たちの発言にはカチンときましたね。犯罪がらみだからと無関心を装おうだけでなく「晶が珠洲の面倒を見なかったから母が怒っている」とは。
姉たちの悪びれない態度に、ネットでも「黒い羊は姉たちの方」という話も盛り上がっていましたね。
いま“黒い羊”と検索すると、欅坂46のシングルしか目につかないようになっていますが(苦笑)、キリスト教の考え方から転じて“黒い羊”とは厄介者、はみ出し者の意味だそうです。
岡田正太郎には裏がある?
間宮くん演じる警視が遺体偽装に気づいた理由が「黄色いコートを着るようなひとではないと思った」なのが絶妙に気持ち悪くて最高に好き
原作にはない、オリジナルの存在である、間宮祥太朗演じる岡田正太郎の存在はカッコよくはあるのですが、ちょっと特殊すぎて何とも言えませんね。
「警視正」という階級からするといわゆるキャリアの出世頭なのでしょうが、晶を目の前にして拘束するでもなく推理を楽しみ、彼女の言い分を信じて部下を動かすとは一層不思議でした。よほど晶が気に入った、ということでしょうか。
ミステリー仲間のノリで付き合っていくのか、それとも信頼関係を築くような進展があるのか、今後の展開が待たれますね。
「ハムラアキラ」次回(第2話)の見どころ
第2回では、晶に探偵としての依頼が複数舞い込むものの何だか胡散臭く…という展開です。
まさに「不運」を地で行くような晶の周囲で何が起こっているのか、本格的に探偵としての晶が見られそうで、ワクワクします。
原作に合わせて「静かな炎天」という題でうだるような真夏の設定ですが、撮影は当然冬でしょうから、役者さん達の苦労がしのばれますね。
「ハムラアキラ」これまでの視聴者の感想
当サイト読者の方から寄せられた「ハムラアキラ」放送後の感想を、こちらの記事で紹介しています。
- 「ハムラアキラ」第1話の感想
- 「ハムラアキラ」第2話の感想
- 「ハムラアキラ」第3話の感想
- 「ハムラアキラ」第4話の感想
- 「ハムラアキラ」第5話の感想
- 「ハムラアキラ」第6話の感想
- 「ハムラアキラ」最終回の感想
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まとめ
いきなり主人公が惨殺死体とみなされるなんて、初回から大きく振りかぶった感じの「ハムラアキラ」でしたが…。
シシド・カフカが晶役にピッタリはまっていること、夜10時のドラマらしくオシャレな雰囲気も漂っているところに魅力を感じました。
今後、間宮祥太朗演じる岡田正太郎と共闘していくのかいがみ合うのかも、ちょっと楽しみです。
「世界一不運な探偵」らしく、今後もクールとドタバタの合わせ技に見ごたえがありそうです!
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