ブラックペアン【動画】7話の見逃しフル動画を無料で視聴する方法(6月3日放送)

全員が全員いわく付きで､ずっと揉めに揉めてギクシャクしていた東城大のスタッフが､なんか熱い心で一致団結したのが印象的でした。

今回は手術ミスは起こらず､めずらしく安心して見ることができました。

手術直後に見つかった山本の心臓の血栓､治験の成功のために見てなかったことにして胸を閉じるか､そんなことよりも､いま救える命を救うのか､ドキドキする展開でしたが､高階先生の勇気ある決断で手術が続行されたのは､ウルウルきました。

腕前は渡海に負ける高階先生ですが､心の熱さは渡海に負けない､渡海が留守でもベストを尽くす姿はかっこいいです。

それにしても､帝華大にいっても金で解決する渡海。なかなか図太いです。そんな渡海ですが､結局､城東大に帰ってきてほっとしました。

東城大学病院から帝華大学病院に移動した渡海は相変わらずの働きぶり。

「患者がいる。そいつを治す。それだけ。」という医者の本質をついた言葉は非常に頭に残った。

大学病院は研究と論文をやらなければ生き残ることができない場所。そんな中で1人手術の腕だけで生き残っている渡海。渡海の考えは非常にシンプルなものなんだろうと第7話を見て感じた。

佐伯教授と渡海の父親にどんな過去があったのか、レントゲン写真の胸のペアンは一体何なのか、インパクトファクターは結局どちらに入って、佐伯教授か西崎教授どちらが新たな理事長になるのか、未だに謎が多く残り、先が読めないドラマである。

第8話以降の最終章まで非常に楽しみである。

香織が元看護士で、医療ミスの疑いをかけられて失職したというのは意外でした。いつも冷静なフリをしているのは、その時のことが原因なのかと思えました。

しかし、その時の患者祥子が間違った薬を投与されそうになったのを助けたり、手術を無理やり終わらせようとする守屋に向かって「手術の際の会話を患者に伝える」と言ったりと、彼女も「患者の命を救う」ことを優先しようとするあたりは、やはり渡海の影響を受けているように感じました。

そのことが祥子にも分かったからこそ、彼女が香織に治験の担当を申し出たのだろうと思いました。

また、香織と渡海の間に何があったのかも気になりました。二人がどのようにして今の関係になっていったかもこれからの展開の中での楽しみの一つになりました。

帝華大学としては、渡海の引き抜きに成功したかに見えましたが、帝華大学の医師の手術失敗に端を発し、手術失敗のもみ消しの報酬としてIDを取られたことから、患者情報の入手源を断ち切られてしまったのは誤算でした。

ただ、タダでは起きない西崎教授、一回関係を切ったはずの高階に再度食指を伸ばしていました。高階は一旦はしがらみの世界で生きることを止めましたが、またしがらみの世界に生きることを選択するのか、今後も注目です。

あと院長は情報漏洩の罪で失脚ですね。次回以降も出演するのか見物です。

ちなみに渡海は、帝華大学に移動した後、仮眠室がなく、病院内の事務室のソファーで横になっていましたが、あくまで部屋は借りないのですね。あんな公衆の面前で居住できるところにハートの強さを感じました。

病院が変わっても渡海先生の手術の腕はピカイチであることが分かりましたが、渡海先生がいなくなった後の東城大がいかにバタバタしていたかも見せてほしかったです。

普段執刀医を渡海先生にまかせっきりの面々、さぞや苦労したと思いますので、最後渡海先生が戻ってきて結局は良かったと思っているはず。

この話で曲者だと思ったのは、西崎教授ですね。あえて院長に情報漏洩をさせることで、もう1人刺客として送り込んでいる高階に今後疑惑の目が向かないようにするという頭脳プレーです。

そろそろ最終回なので、ペアンと一緒に写ったレントゲン写真の意味も分かると思いますが、ここに来てもう１つ新しい病棟にも何か意味があるのかな？と思ってきました。

7話は建設中の建物の前で渡海先生がタバコを吸うシーンで終わりだったのですが、前回渡海先生の母親もこの場所で感慨深い顔をしてたので、注目したいです。