ベッキーとゲス川谷の騒動で新たな動きがありました。
週刊文春5月26日号で『ベッキーに川谷元妻が抗議文を送った!』との表題の記事を掲載しました。
ベッキーと川谷絵音、元妻の3人、およびそれぞれの弁護士が立ち会い、ベッキーから川谷の元妻(A子さん)への謝罪の場が設けられました。
上述の記事で、その面会の場の全貌を報じています。
記事の内容は?
妻と不倫相手が初対面するという張り詰めた空気の中、
「レベッカ・英里・レイボーンと申します」
ベッキーは本名を名乗り、席に着いた。
A子さんの弁護士が面会の趣旨を説明し終えると、ベッキーは、
「では、私からでよろしいでしょうか」
と、正面に座るA子さんに向かって謝罪の言葉を切り出した。途中からは涙声だった。
「いけないとずっと思っておりました。お気持ちを文春の記事で知り、A子さんを苦しめてしまったということを知りました。本当に申し訳ございません」
A子さんは表情を変えず、その言葉を聞いていたという。そして、ベッキーの言葉が終わると、こう告げた。
「二人でなく(川谷も含めた)三人で面会したい、と私がずっと粘っていたように思われたかもしれませんが、彼のいる前で、本当のことを話して欲しかっただけなんです」
穏やかな口調だった。ベッキーはA子さんの言葉に「はい」と頷く。
面会は二十分ほどで終了。最後にA子さんはベッキーに向かってこう言葉をかけ、微笑んだという。
「がんばってくださいね。私もがんばります」
A子さんが先に退室しても、ベッキーはしばらく頭を下げ続けていた。A子さんは面会の間、声を荒げることもなく、ずっと柔和な表情だったという。
笑顔の下の”妻のプライド”
「実際にはA子さんは、ベッキーとの初めての対面に、かなり緊張していました。無理をして笑顔を浮かべていたようです。服装もきっちり整え、五歳年上のベッキーに対して、しっかりとした大人の女性に見えるようにしていました。ベッキーに見せた笑顔もそうですが、それは不倫相手に対する”妻のプライド”だったのかもしれません。
実は同じ日に川谷側がA子さんとの離婚届を提出しました。前もってA子さんが署名捺印したものを渡していたそうです。ベッキーとの対面では、A子さんの弁護士が開口一番、『この日をもって水に流しましょう』と挨拶したそうですが、A子さんにとって、この五月二日はまさに再出発の日だったのです」
(音楽関係者)
それはベッキー、そして川谷にとっても同じだった。〈我々夫婦は話し合いの末に離婚しました事をご報告致します。これからもミュージシャンとして、1人の人間として、成長していけるように頑張ります〉
一週間後の九日、川谷はブログで離婚を発表。すると十日にはベッキーの復帰が報じられる。「スポーツニッポン」は、
〈ベッキー今月にも復帰〉
という見出しで、ベッキーがTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で復帰を果たすと報じた。だが早ければ五月末の復帰という観測で、収録日などの詳細な情報はなかった。
ところが翌十一日の「日刊スポーツ」は、すでに四月三十日にベッキーが金スマの収録を済ませていたと報じた。結果的にはニッカンの報道が正しかった。TBS関係者が内情を明かす。
「ベッキーが奥さんへ謝罪した二日前には、すでにロケは済んでいたのです。ベッキーが奥さんに謝罪する日が五月二日に決定したのは四月二十七日。するとベッキーサイドはすぐに金スマ側に連絡し、二十八日には二日後のロケ参加が決まりました」
なぜ、ベッキーはそこまで復帰を急いだのか。
「休業に入ってから、サンミュージックはずっと復帰のタイミングと、その番組を検討していた。金スマは彼女にとって初めてのレギュラー番組で、プロデューサーのXさんはベッキーにとっては恩人のような存在。四月三十日の収録は、恒例の年に一度の農業体験ロケで、中居さんら出演者が農作業をした後に、収穫したての食材を調理して味わうというもの。華やかなスタジオ収録よりも、素朴な農家で懺悔するほうが真剣味が伝わると判断したのでしょう」
(同前)
茨城県内でのロケは”超厳戒態勢”のもと行われた。
「台本にもベッキーの名前は載っておらず、共演者たちにも彼女の出演は知らされていませんでした。ベッキーが出演した屋内での調理や食事シーンでは、必要最小限のスタッフと共演者だけで、マネージャーたちも外に出されていた。
ベッキーはロケの途中から参加したのですが、実際には他の出演者たちよりも早く現場入りして、車中でずっと待機していた。中居さんとの一対一のやり取りはオンエアでは十数分ですが、実際は一時間半も収録したのです」
(同前)
番組で中居に「何が辛かった?」と問われたベッキーは、
「私は人を傷つけた側なので言える立場じゃないんですけど…」と前置きした上でこう答えている。
「私はこんなふうに一人の女性を傷つけてしまったんだという罪の大きさと…。私に届く厳しい声、あとは多くの方々にご迷惑をおかけした」
だが、画面に映るベッキーを見て、A子さんは再び傷ついていた。なぜなら、A子さんは報道で知るまでこの日の放送を聞かされておらず、実際には謝罪を受けた二日の時点で、すでにこのロケが撮り終わっていたことを放送直前になって知ったからだ。サンミュージックからA子さん側に、オンエアの連絡があったのは放送当日の夕方だった。
「『私に謝罪した時には、もう復帰番組の収録を済ませていたなんて…』と強いショックを受けていました。文春への手紙の中では、復帰については何も触れず、とにかくA子さんへの謝罪が最優先だと書かれていたので、テレビなどの仕事は謝罪の後に始まるものだと思っていた。A子さんが、『順番が違う』と感じるのは道理でしょう。
二日に対面した際にも、番組収録の仕事があったという話はなかった。ベッキー側にも『今は隠しておきたい』という疚しい気持ちがあったのではないでしょうか」
(前出・芸能関係者)
元夫を「男性」と呼ばれて…
番組ではベッキーが謝罪する姿だけが放送されたわけではない。名前がよくにた共演者のモデル、ベックの顔が一瞬、ベッキーの顔と入れ替わるなど、不倫騒動を”ネタ”として料理する、まさにバラエティの演出はA子さんには不快だったに違いない。
そもそもトントン拍子で進んだ金スマ復帰自体についても違和感はあっただろう。
放送前のスポーツ紙には
〈ゲス川谷元妻に謝罪実現〉
〈ベッキー許しもらった〉
(スポニチ五月十二日付)
などと謝罪実現が復帰の口実となっているような論調もあった。実際には順番が違うにも拘わらずだ。
「番組でも〈ロケの2日後の5月2日に奥様と2人で会い謝罪をした〉というテロップが出て、〈奥様が謝罪を受け入れてくださるまでは放送しない約束だった〉というナレーションもあった。どう見ても、謝罪は復帰のための”錦の御旗”だった。しかし、謝罪はA子さんが求めていたのではなく、あくまでベッキーからのお願いです。ベッキーの仕事復帰と謝罪は本来無関係。違和感を持つのは当然です」
(同前)
A子さんは番組放送の数日後、弁護士と相談の上で、ベッキーの自分への謝罪と仕事復帰へのタイミングのズレへの違和感と、放送の内容について、サンミュージックに抗議の書面を送ったという。
「書面には、謝罪と仕事復帰の順番が逆だったことにとても驚いたことや、なぜその事実を伝えてくれなかったのかという不信感に加え、ベッキーが中居に向かって語った『気持ちが通っていた』『もう夫婦関係は破綻していると思っていた』『それは好きでした』といった言葉を挙げて、当時の生々しい気持ちを聞かされる辛さを綴っていた。
元夫になったとはいえ、川谷のことをベッキーが終始、『男性』と呼んでいたことへの違和感も書かれていました。A子さんにとっては、かさぶたを剥がされるような思いだったのでしょう」
(同前)
本誌はA子さんに話を聞こうとしたが、接触することはできなかった。
今回の一件について、サンミュージックは書面でこう回答した。
「五月二日に奥様への謝罪の場を頂けるとのお返事を頂き、四月三十日の金スマへの参加を決めさせて頂きました。TBS様とも、奥様が謝罪を受け入れてくださるまでは放送しないとの約束を頂き、放送日決定の際には、奥様はじめ、関係者の皆さまにお伝えする運びでしたが、放送日が決まる前に多くの報道が出てしまい、多大なるご迷惑をおかけしてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
また、ベッキー本人も、奥様が放送の事実を、報道で先に知った事に、大変申し訳なく思っております。放送終了後も、本人は奥様の心情を気にしております」
金スマの視聴率は二四%と番組歴代最高を記録。TBS局内は好成績に浮き立ったという。
「当然、他局の番組もこのネタを話してもらいたいでしょう。他のレギュラー番組が黙っているはずがない」
(スポーツ紙記者)
今回、番組の中でベッキーは一月の記者会見について、こう釈明していた。
「言葉を届けるお仕事をしているのにもかかわらず、事実と違うことをお伝えしてしまって、本当に深く反省してます。人としてもプロとしても本当に最低なことをしてしまいました」
果たして、A子さんへの謝罪は「人」として行われたのか。あるいは「プロ」としてのものだったのか。
まとめ
記事の内容が事実であるならば、また嘘があったうえでの復帰だったということですね。
相変わらず誠意が感じられません。