2016年はオリンピックイヤー!
8月5日からリオデジャネイロオリンピックが開催されます。
このブログでは、オリンピックに出場する注目選手を筆者の独断で紹介していきます。
今回は陸上短距離の桐生祥秀さんです。
陸上短距離の桐生祥秀さんが、3月17日からアメリカのポートランドで開催される世界室内選手権に出場します。選手権終了後はテキサス州で合宿を行い、8月に開幕するリオデジャネイロオリンピックに向けたトレーニングを行う予定です。
桐生祥秀さんはどんなアスリートなのか、プロフィールや経歴を確認しましょう。
プロフィール
氏名:桐生 祥秀(きりゅう よしひで)
生年月日:1995年12月15日(20歳)
出身地:滋賀県彦根市
所属:東洋大学法学部企業法学科
出身中学:彦根市南中学校
出身高校:私立洛南高校(京都市)
種目:短距離走
身長:175cm
体重:68kg
小・中学生時代
小学生の時はサッカーチームに所属しており、キーパーで彦根市選抜に選ばれていました。
中学校に入って陸上を始めました。3年生のときに出場した全日中では200mに出場し、21秒61で中学歴代6位の記録を出しましたが、21秒18の記録に敗れ2位に終わりました。400mリレーでは8位の成績を収めました。
高校生時代
1年生のときに国体で100mに出場し、10秒58の記録を出し優勝しました。
2週間後の日本ユース選手権では高校1年生では唯一決勝まで進出し、10秒79のタイムで3位に入賞しました。
3年のときに10秒01のタイムを記録しています。これは日本歴代2位、日本ジュニア新、日本高校新のタイムです。
大学入学後
大学進学は環境面を重視して東洋大学に進学しました。
2015年3月にはアメリカの大会で100mに出場。3.3mの追い風参考記録ではありますが、9秒87のタイムで優勝しました。
5月のワールドリレーズでは400mリレーに出場し、38秒20のタイムで銅メダルを獲得。リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得しました。
10月の布勢スプリント100mに出場し、10秒09のタイムを記録し、リオデジャネイロオリンピックの参加標準記録を突破しました。
トレーニング方法は?
[2016/03/16 加筆] 東洋大学でのトレーニングの他に、陸上短距離の大先輩である伊東浩司さんにも指導を仰いでいるようです。ストレッチに重点を置いていて、棒を使った肩甲骨のストレッチや、股関節の柔軟性を向上させるストレッチを実践しています。
リオデジャネイロオリンピックへの準備は?
2015年は太もも裏の肉離れで長期離脱する期間があったものの9月から復帰し、上で紹介したとおり素晴らしいタイムを記録できるまでにコンディションを上げてきました。
今年のテキサス合宿でしっかりコンディションを整えてくれることでしょう。オリンピック本番での決勝進出、そしてメダル獲得を期待せずにはいられませんね!
コメント
基本的に東洋大の土江寛裕コーチが指導しているのが現実では?
土江氏は城西大から桐生の入学に合わせて異動してきた陸連の重要なリレーチームサポーター。桐生のほとんどの遠征試合や合宿には帯同している人である。
伊東氏は神戸市の甲南大の監督なので偶のアドバイスはあるかもしれない。そしてweb記事で伊東氏のアドバイスを取り入れたというのはある。伊東氏は陸連の強化部長辞任後、現在リオ向け強化部門のメンバーの一人。
貴重なコメントをありがとうございます。
正確な記事の作成に尽力します。
記事を加筆修正しました。
先のコメントに誤りがありました。
伊東浩司氏の肩書きについて訂正します。
短距離部長を2014年10月末退任→2015年10月陸連強化副委員長及び強化推進本部の本部員に就任
素早い対応に感謝します。