井伊直平の役作りを前田吟が語る!脳筋のご隠居はホントに強かった!【おんな城主直虎】

前田吟

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、血気盛んな井伊家のご隠居として存在感を放つ井伊直平

そんな井伊直平を演じたのは前田吟さん。
他の作品での前田吟さんといえば、温厚なお父さん・おじいちゃんというイメージが強いですよね。

そんな前田吟さんのプロフィールや経歴を振り返るとともに、前田吟さんが語った井伊直平の役作り秘話をご紹介します。

井伊直平とは

井伊家の先々代当主で、井伊直虎の曽祖父(ひいおじいさん)。

今川家に敗北し、軍門に下る。

流れ者だった小野政直の才覚を認めて取り立てたが、政直の差し金で娘の佐名が今川家の人質に取られ、小野一党を毛嫌いするようになる。

今川家への敵意は消えず、隙あらば一矢報いようと考えている。

のちに直親の子・虎松(井伊直政)の命を救うべく、今川の命に従い戦地に向かう。

前田吟のプロフィール

氏名   :前田 吟(まえだ ぎん)
本名   :前田 信明(まえだ のぶあき)
生年月日 :1944年2月21日(72歳)
出身地  :山口県防府市
身長   :170cm
血液型  :A型
所属事務所:マエダ企画
前田吟

高校を中退後、黒澤明監督の「野良犬」や「七人の侍」を見て感動し、役者を志す。

1962年 東京芸術座研究所第1期生となる。
1963年 劇団俳優座養成所15期生となる。
1964年 2歳年上の女性と結婚。
1969年 映画「男はつらいよ」で寅次郎の妹・さくらと結婚する博役として出演。
以後、「男はつらいよ」シリーズ全48作に出演。

1990年から始まったドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の野田良役で20年以上出演。

大河ドラマは、「竜馬がゆく」「おんな太閤記」「春日局」「功名が辻」に出演。

前田吟が語る井伊直平の役作り

ドラマでの井伊直平は、思ったことを何でも口に出しちゃう、とにかく元気なご隠居です。

前田吟さんは、荒々しい男っぽい役は久しぶりのようで、このように語っています。

僕は「男はつらいよ」の博のような温厚な役が多いので、つい抑える芝居を意識しがち。
だから、怒ったりどなったりのこの役は、演じていて非常に痛快です。
今回は、あえて渋い雰囲気は出さないようにしているんですよ(笑)

 
今回の大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、大きな合戦シーンは少ないですが、家族愛や庶民の生活をきめ細かく描いています。
そんな中、戦国武将らしい勇猛さを表現する直平役にやりがいを感じているようです。

殺陣のシーンにもワクワクしています。
僕は学生時代に剣道をずっとやっていて、時代劇の立ち回りも大好きなんです。
竹光だと軽すぎるので、ここぞという場面ではジュラルミン製の刀を使わせてもらいました。

 
若い頃に今川家に大敗し、娘の佐名を人質に取られた直平。
彼の今川家に対する恨みと、家臣の小野政直に対する憎しみは相当だったことでしょう。

「この野郎!」というような、怒りや反骨精神が直平を奮い立たせて強くしたのでしょう。
もちろん、僕にもそういう経験や感情はありますからね。

 
井伊直平が最も大事にしていたのは、井伊家の血を絶やさないこと。
それなのに、井伊家の男たちに次々に先立たれてしまう直平の無念さは、想像を絶します。

つい気合いが入りすぎて息が上がってしまうこともありますが(笑)
若者に負けないように頑張っています。
私と同世代の方々が、直平を見て、少しでも元気になってくれたら嬉しいですね。

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