小野玄蕃の役作りを井上芳雄が語る!対比キャラの政次とは仲良し兄弟?【おんな城主直虎】

井上芳雄

大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、鶴丸こと小野政次の弟として初登場した小野玄蕃(おの げんば)。

苦しい立場の兄・小野政次に対してズバズバとモノを言う弟という設定です。
兄弟ながら真逆のキャラクターで、ドラマの中では対比するように描かれています。

そんな井上芳雄さんのプロフィールや経歴を振り返るとともに、井上芳雄さんが語った小野玄蕃の役作り秘話をご紹介します。

小野玄蕃とは

小野政直の次男で、小野政次の弟。
井伊家中で孤立しがちな小野家にありながら、屈託のない朗らかな性格。

小野政次が唯一本音を漏らすことのできる人物。

奥山朝利の娘・なつと結婚し、仲睦まじい夫婦関係を築き、嫡男・亥之助に恵まれる。
そうした幸せもつかの間、今川軍に従って参戦した「桶狭間の戦い」で織田軍と戦い、命を落とす。

井上芳雄のプロフィール

氏名   :井上芳雄(いのうえ よしお)
生年月日 :1979年7月6日(37歳)
出身地  :福岡県福岡市
出身高校 :西南学院高校
出身大学 :東京芸術大学 音楽学部 声楽科 卒業
身長   :182cm
血液型  :A型
所属事務所:グランアーツ

2000年 大学在学中にミュージカル「エリザベート」でデビュー。
2013年 StarSというユニットで歌手活動を始める。
2016年 歌手の知念里奈さんと結婚。

ミュージカルや舞台を中心に、歌手、映画、テレビなど幅広く活動している。
大河ドラマは初出演。

井上芳雄が語る小野玄蕃の役作り

小野家は今川寄りの立場を取っているため、井伊家内では苦しい立場に立たされています。
小野玄蕃は、そんな小野家に生まれながら、なぜポジティブで素直な人物になったのでしょうか。

考えられるのは、くせ者の父を反面教師として育ったということ。
兄の小野政次にいたっては、直虎への想いもあり、さらに複雑だったことでしょう。
そんな様々な人物に囲まれた小野玄蕃について、井上芳雄さんはこのように語っています。

玄蕃としては父や兄とは違う生き方をして、小野家と井伊家の関係を中和できればと考えていたと思うんです。

 
様々な葛藤を抱える井伊家の人達の中では、小野玄蕃は独特のキャラクターといえるかもしれません。

僕は当時の日本人にしたら身長が高すぎるんだと思います。
でも、玄蕃のキャラクターが少し周りから浮いているのと同じように、僕の存在が、このドラマにおいていい意味での違和感となればいいなと思っています。

 
小野玄蕃は直虎や直親の気持ちを兄に伝えたり、夫婦にとって大事なことは何かと問われれば、「愛です!」と堂々を答える。
自分の心に正直な男です。

井上芳雄さんが、小野玄蕃という人物のドラマ内での設定について語っています。

子どもにも恵まれ、玄蕃は幸せの象徴として描かれているような気もします。それはまるで、様々な葛藤を抱える兄と対比するかのように。

 
小野玄蕃の最期は、桶狭間の戦いでの討ち死だったといわれています。
「桶狭間の戦い」の撮影を終えた井上芳雄さんは、このような言葉を残しています。

最期のシーンは、本当につらかったですね。
こんな泥だらけの中で、誰に斬られたのかも分からずに死んでいくんだと、妙にリアルに感じて…
精巧なセットに身を置くと、自然とその気持ちになるものなんですね。新たな発見でした。

ネットの反応

コメント

タイトルとURLをコピーしました